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一般型
中小企業省力化投資補助金

中小企業省力化投資補助金(一般型)は、個別の現場や事業内容等に合わせた製品の導入、オーダーメイド設備やシステム構築等の多様な省力化投資を支援する補助金です。
キヤノンシステムアンドサポートは、お客さまの補助金の活用のご支援、生産性向上のお手伝いをさせていただきます。

  • 本ページの内容は、2025年8月時点の情報です。

中小企業省力化投資補助金(一般型)とは

人手不足に悩む中小企業等に対して、個々の課題に合わせたオーダーメイドの設備投資を支援し、生産性向上を後押しする補助金です。補助上限額は最大1億円と大規模で、個別のニーズに合わせて柔軟に活用できます。

中小企業省力化投資補助金(一般型)のメリット

  • 自社に最適な設備を自由に選定できる
    カタログ型と異なり、一般型では導入する設備やシステムを自由に選べます。業務内容や課題に合わせたオーダーメイドの省力化が可能です。
  • 補助上限額が大規模
    従業員数に応じて、最大1億円までの補助が受けられます。賃上げ要件を満たすことで、さらに上限額が引き上げられる特例もあるため、資金面の不安を抱えていた企業でも大規模な設備投資が可能となります。
  • 長期的な事業計画にも対応
    補助事業の実施期間が最大18か月と長いため、段階的な導入や複数年にわたる改善計画にも柔軟に対応できます。

補助額について

補助率及び補助上限額は、以下の表のとおりです。
なお、補助対象経費の総額に補助率を乗じた額が補助上限額を上回る場合、補助上限額の範囲内で補助金が交付されます。補助上限額の設定は、応募・交付申請時点での従業員数によって決定します。

補助率と補助上限額
従業員数 補助率 補助上限額 大幅な賃上げを行う場合
5名以下 中小企業 1/2(2/3)

小規模・再生事業者 2/3
750万円 1,000万円
6~20名 1,500万円 2,000万円
21~50名 3,000万円 4,000万円
51~100名 5,000万円 6,500万円
101名以上 8,000万円 1億円
  • 大幅な賃上げを行う場合、()内の値に補助上限額を引き上げ
  • 補助金額1,500万円までは1/2もしくは2/3、1,500万円を超える部分は1/3

補助対象について

対象者について

生産・業務プロセス、サービス提供方法の省力化を行う中小企業者、小規模企業者・小規模事業者、特定事業者の一部、特定非営利活動法人、社会福祉法人が対象となります。
申請時には人手不足の状態にある事、全ての従業員の賃金が最低賃金を超えている事、補助金の重複に該当しない事などさまざまな要件を満たす必要があります。

対象経費

機械装置・システム構築費(必須)、技術導入費、 専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、外注費、知的財産権等関連経費

対象商材例

  • ネットワークカメラ+AIソリューションで製造業の完成品検査の省力化
  • カメラ・ドローン+AIソリューションで建設業の点検作業の省人化
  • 3Dプリンタで生産工程の業務効率化
  • 採択の可否は審査の上で決定されます。

申請スケジュール

一般型の公募回は年3~4回を予定しており、確定している公募回のスケジュールのみ公式サイトで公表されます。以降のスケジュールは随時更新予定です。

公募回 公募開始日 申請受付開始日 公募締切日 採択発表日
第1回 2025年1月30日(木) 2025年3月19日(月) 2025年3月31日(月) 2025年6月16日(月)
第2回 2025年4月15日(火) 2025年4月25日(金) 2025年5月30日(金) 2025年8月8日(金)
第3回 2025年6月27日(金) 2025年8月4日(月) 2025年8月29日(金) 2025年11月下旬(予定)

申請から事業完了までの流れ

申請から事業完了までの流れは以下の通りです。
「カタログ注文型」と「一般型」では、流れが異なっていますのでご注意下さい。

図:申請から事業完了までの流れ

申請フロー

STEP1:GビズID取得
補助金申請は電子申請となるため、 GビズIDプライムアカウントの取得が必要になります。 GビズIDをお持ちでない方、プライムアカウントではない方は取得をお願いいたします。
GビズIDプライムアカウント取得には時間がかかる場合がごさいますので、お時間に余裕を持ってご準備ください。

  • アカウントは、必ず「GビズIDプライム」の申請をお願いいたします。
    「 GビズIDメンバー」「 GビズIDエントリー」ではIT導入補助金・中小企業省力化投資補助金の申請に使用することができません。

STEP2:事業計画書の作成/機械装置・システム等の選定

  • 事業計画書の作成
    応募時に提出が必要な事業計画書を作成します。申請前に書類に不備や不足がないことを必ずご確認ください。
  • 機械装置・システム等の選定
    人手不足解消に効果があるデジタル技術等を活用した専用設備(※)を選定してください。
  • デジタル技術等を活用した専用設備:ICTやIoT、AI、ロボット、センサー等を活用し、単一もしくは複数の生産工程を自動化するために、外部のシステムインテグレータ (SIer)との連携などを通じて、事業者の個々の業務に応じて専用で設計された機械装置やシステム(ロボット システム等)

STEP3:応募申請
申請は電子申請システムのみが有効です。入力については、申請者自身が電子申請システム操作マニュアルに従って作業してください。入力情報については、必ず申請者自身がその内容を理解、確認の上、申請者自身が申請してください。

  • 採択まで3か月程度かかります

STEP4:相見積もり/事業者選定
(補助金交付候補者として採択後)交付申請手続きの際には、本事業における発注先(海外企業からの調達を行う場合も含む)の選定にあたって、入手価格の妥当性を証明できるよう見積書を取得する必要があります。また、原則として2者以上から同一条件による見積をとることが必要です。

STEP5:交付申請
申請は電子申請システムのみで受け付けます。入力については、申請者自身が電子申請システム操作マニュアルに従って作業してください。入力情報については、必ず申請者自身がその内容を理解、確認の上、申請者自身が申請してください。

\まずはお気軽にご相談ください/

よくあるご質問

Q1
オーダーメイド設備とは何ですか。
A1

中小企業省力化投資補助事業(一般型)における、オーダーメイド設備とは、ICTやIoT、AI、ロボット、センサー等を活用し、単一もしくは複数の生産工程を自動化するために、外部のシステムインテグレータ(SIer)との連携などを通じて、事業者の個々の業務に応じて専用で 設計された機械装置やシステムのことを指します。

Q2
補助対象経費の総額に補助率を乗じた額が補助上限を上回る場合、全額補助してもらえるのですか。
A2

補助対象経費の総額に補助率を乗じた額が補助上限額を上回る場合、補助上限額の範囲内での補助金の交付となります。

Q3
一般型を申請するにあたって、専門家との契約が必要でしょうか。

A3

大型補助金の申請に慣れている事業者さまであれば、ご自身での申請も可能です。
ただし、事業計画書の作成や省力化効果の数値化など、申請内容の質が採択に大きく影響するため、専門家と連携して申請されることを強くお勧めします。
専門家の支援を受けることで、申請書の完成度が高まり、採択率の向上にもつながります。キヤノンシステムアンドサポートでは、補助金に関するヘルプデスクをご用意しており、専門家のご紹介も承っております。ぜひご活用ください。

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