IT導入補助金2025
IT導入補助金の締切はいつまで?
【IT導入補助金2025】第8次締切が今年度の最終回!
業務効率化、DX推進、インボイス制度対応などに活用できる「IT導入補助金2025」の申請締切が迫っています。
- 7次締切日:2025年12月2日(火)
- 8次締切日:2026年1月7日(水)(最終回)
なお、7次締切以降の公募において最低賃金対応に関する制度の拡充・加点が公表されています。
主な変更点
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通常枠のみ(補助率2/3適用可能な補助事業者の要件変更)
令和6年10月から令和7年9月の間で3か月以上、令和7年度改定の地域別最低賃金未満で雇用していた従業員数が全従業員の30パーセント以上であることを示した場合 -
通常枠・インボイス対応類型共通(加点項目の追加)
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(1)令和6年10月から令和7年9月の間で3か月以上、令和7年度改定の地域別最低賃金未満で雇用していた従業員数が全従業員の30パーセント以上となっていること
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(2)交付申請の直近月における事業場内最低賃金を、令和7年7月の事業場内最低賃金+63円以上の水準にしていること
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要件にあてはまる場合は、採択されるチャンス拡大です!お早めにお問い合わせください。
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的とし、業務効率化やDX等に資するITツールの導入を支援する補助金です。また、申請者であるお客さまと、私たちIT導入支援事業者が二人三脚で進めていくものとなっております。
キヤノンS&Sは、これまでの経験と実績に基づき、交付申請から実績報告・後年の効果報告までを無料でご支援し、お客さまの目的に向かって伴走してまいります。安心しておまかせください。
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本ページの内容は、2025年11月時点の情報です。
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ご支援は、キヤノンシステムアンドサポートでのソリューションをご検討のお客さまが対象となります。
IT導入補助金とは
IT導入補助金は、「中小企業生産性革命推進事業」の一環として、中小企業や小規模事業者の生産性向上を支援する制度です。ものづくり補助金、事業承継・M&A補助金、持続化補助金と並び、企業の成長や課題解決を目的とした支援策のひとつとして位置づけられています。
IT導入補助金では、企業が抱えるさまざまな課題に応じて、業務効率化やインボイス制度への対応などに役立つITツールの導入を支援します。導入にかかる経費の一部が補助されるため、コストを抑えながら効果的なDX推進が可能です。
申請には複数の枠が用意されており、事業者の目的や状況に応じて最適な枠を選ぶことができます。なかでも、通常枠とインボイス枠(インボイス対応類型)は特に申請数が多く、幅広い業種で活用されています。
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ITツールとは、パッケージソフトの本体費用、クラウドサービスの導入・初期費用などを指します。
通常枠とインボイス枠(インボイス対応類型)の違い
| 通常枠 | インボイス枠(インボイス対応類型) | |
|---|---|---|
| 主な補助目的 | 事業のデジタル化・生産性向上 | インボイス制度への対応 |
| 補助率 | 1/2以内、2/3以内※1 | 3/4以内、4/5以内、2/3以内※2、1/2以内※3 |
| 補助上限額 | 1プロセス以上: 5万円以上150万円未満 4プロセス以上: 150万円以上450万円以下 |
ITツール: 1機能:50万円以下 2機能以上:50万円超~350万円以下 PC・タブレット等:10万円以下 レジ・券売機等:20万円以下 |
| 主な対象ツール | 生産性の向上に資するソフトウエア | 会計・受発注・決済ソフトウエア |
| ハードウエア補助 | 対象外 | 一部対象(PC・タブレット・レジ等) |
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※1
3か月以上地域別最低賃金+50円以内で雇用している従業員が全従業員の30%以上であることを示した場合の補助率は、2/3以内
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※2
補助額が50万円以下については3/4以内(小規模事業者は4/5以内)、50万円超については2/3以内
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※3
PC・ハードウエア等の補助率は、1/2以内
IT導入補助金2025の特長
- 業務効率化やDX推進、セキュリティ対策のためのITツール等の導入費用を支援
- インボイス制度への対応に特化した支援枠でインボイス対応に活用可能
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補助額は最大450万円、補助率は1/2~4/5
- 小規模事業者は最大4/5補助
- 申請対象ツールの拡大
- 最低賃金近傍事業者の通常枠補助率2/3
- 2025年の崖に対応可能なツール多数
IT導入補助金申請の流れ

出典:「新規申請・手続きフロー詳細」(サービス等生産性向上IT導入支援事業事務局ポータルサイト)を加工して作成
STEP1:公募要領等の確認
IT導入補助金の概要を確認し、枠やITツール例、補助対象事業者に該当するかなどをご確認ください。
STEP2:事前準備
「GビズIDプライム」アカウントの取得、及び「SECURITY ACTION」宣言を実施してください。
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GビズIDの取得
GビズIDプライムアカウントをお持ちでない方は、事前にGビズIDプライムアカウントの取得をお願いいたします。
すでに有効なGビズIDプライムアカウントをお持ちの方はそのままお使いいただけます。 -
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アカウントは、必ず「GビズIDプライム」の申請をお願いいたします。
「GビズIDメンバー」「GビズIDエントリー」ではIT導入補助金申請に使用することができません。
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セキュリティアクションの宣言
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施する中小企業・小規模事業者など自らが、情報セキュリティ対策に取り組むことを宣言する制度。IT導入補助金では、この「★ 一つ星」または「★★ 二つ星」の宣言を要件とし、交付申請作成時に宣言済みアカウントIDの入力を求められます。
交付申請までに内容をご確認のうえ、宣言をしていただくようお願いいたします。
STEP3:IT事業者の選定・ITツールの選定
ITツール検索等を活用し、自社の経営課題にマッチしたITツール・IT導入支援事業者の選定を行いましょう。
STEP4:交付申請
IT導入支援事業者との間で商談を進め、交付申請の事業計画を策定します。その後は、いよいよ交付申請です。
以下の書類が交付申請の際に添付が必要です。代替書類は一切認められないため、ご留意ください。
申請をお急ぎのお客さまは、早めに事前準備を進めていただくことを推奨しております。なお、書類の不備により不採択となることもございます。よくお確かめのうえご準備をお願いいたします。
- 履歴事項全部証明書(交付申請日から遡って3か月以内のもの)
取得方法
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法務局の窓口
法務局にて申請用紙に必要事項を記入し窓口に請求することで発行が可能です。
また、証明書発行請求機が置いてある法務局もあるので、発行請求機を利用して請求することもできます。
発行請求機の方が待ち時間が少ないうえに、申請書を書く必要がありません。 -
オンライン
登記・供託オンライン申請システムのホームページより「かんたん証明書請求申請」にてユーザー登録をすることで請求が可能です。(専用ソフトウエアは不要です)
発行された証明書は、指定した法務局の窓口または郵送にて受け取ることが可能です。
窓口請求よりも手数料が安いこと、窓口が開いていない時間でも請求することができる点が特長です。-
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2025年11月現在、オンライン請求は平日21時まで(窓口請求は17時15分まで)
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税務署の窓口で発行された直近分の法人税の納税証明書
納税証明書(その1納税額等証明用)または(その2所得金額用)をご用意ください。
(その3)(その4)や、領収書等は認められません。
また電子納税証明書の場合は、交付請求時にPDF形式にて発行されたフォーマット(窓口発行の納税証明書と同一フォーマット)のみ有効です。XML形式で発行された納税証明データシート等は認められませんのでご注意ください。
取得方法
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税務署の窓口
税務署にて納税証明書交付請求書を提出(郵送も可)して請求することで発行が可能です。 -
オンライン
e-Tax(国税電子申告・納税システム)よりオンラインで請求することが可能です。
この場合、納税証明書を電子ファイルで受け取ることもできますし、税務署の窓口や郵送で受け取ることもできます。
STEP5:交付決定
交付申請内容の審査が完了すると、交付決定通知がされます。
通知を受けた申請者は補助事業者となり、補助事業を開始することができます。
IT導入補助金2025のスケジュール
8次締切が今年度の最終回となります。お早めにお問い合わせください。
また、締切直前はアクセス集中により、画面遷移やSMS認証に時間がかかる場合があります。余裕をもった申請・提出をお願いいたします。
通常枠
| 締切日 | |
|---|---|
| 7次締切分 | 2025年12月2日(火) |
| 8次締切分(最終回) | 2026年1月7日(水) |
インボイス枠(インボイス対応類型)
| 締切日 | |
|---|---|
| 7次締切分 | 2025年12月2日(火) |
| 8次締切分(最終回) | 2026年1月7日(水) |
キヤノンS&SがIT導入支援事業者として選ばれる理由
キヤノンシステムアンドサポートは、IT導入補助金が開始された2017年から「IT導入支援事業者」として数多くのお客さまの申請・報告をご支援してまいりました。蓄積されたノウハウを活かし、お客さまのDX実現を手厚くサポートしております。
お客さまごとに異なるお困りごとを丁寧にヒアリングし、多種多様なITツールの中から最適なソリューションをご提案、その後の補助金申請からシステムの稼働・運用まで一気通貫でご支援いたします。
また、プロフェッショナルと連携したヘルプデスクも設けており、お客さまに安心してご依頼いただける体制を整えています。
IT導入補助金の活用をご検討中のお客さまは、ぜひキヤノンシステムアンドサポートにおまかせください。
申請のアドバイス

申請支援に精通したメンバーが、採択実績をもとに傾向を分析し、お客さまに合わせた丁寧なアドバイスでご支援しております。
導入機器の選定・ご提案

日本全国で有識者のメンバーによる手厚いサポートが受けられます。
IT導入支援事業者としての実績

IT導入補助金が開始された2017年からIT導入支援事業者として数多くのお客さまをご支援し申請・報告等を行っております。
スマートSMEサポーター認定事業者として中小企業のIT導入を支援
キヤノンシステムアンドサポートは中小企業庁の制度「情報処理支援機関(スマートSMEサポーター)」に認定されております。
スマートSMEサポーター制度とは、中小企業の生産性を高めるためのITツールを提供するITベンダー等のIT導入支援者を「情報処理支援機関」として認定する制度のことです。私たちは、これまでの導入実績を生かし、スマートSMEサポーターとしてIT化を通じた中小企業のお客さまの経営課題解決に寄与してまいります。

IT導入補助金の活用事例
IT導入補助金を活用し、業務効率化を実現した4つの事例をご紹介します。電子帳簿保存法対応ソリューションをはじめ、建設業向け会計システム、会計・法定調書・申告業務システム、会計・販売管理システムといったインボイス対応ソリューションの事例を通じて、補助金活用の可能性をお伝えします。
IT導入補助金のよくあるご質問
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Q1GビズIDとは何ですか?
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A1
複数の行政サービスを1つのアカウントで利用することができる認証システムです。
プライム、メンバー、エントリーという3種類のアカウントがありますが、IT導入補助金では「GビズIDプライム」アカウントが必要になります。
郵送の場合は取得に2週間程度の期間を要します、ゆとりを持って取得しておくことをお勧めいたします。 -
Q2申請できる業種に条件があるようですが、どのように調べたら良いでしょうか?
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A2
IT導入補助金公募要領に書かれている「申請の対象となる事業者及び申請の要件」の項目にて、ご判断ください。
複数の業種に分類される事業を行っている場合は、売上高が大きいものを主たる業種とします。
また、みなし大企業の場合は対象外がありますので、詳しくはお問い合わせください。 -
Q3開業後、間もないのですが申請することはできますか?
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A3
申請時に必要な書類がご用意できれば申請可能です。
必要書類についてはお問い合わせください。 -
Q4どのようなITツールが補助対象となりますか?
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A4
生産性向上やDX化を実現するアプリケーションソフトと、それに関連するオプションや設定・操作指導などの役務、保守・サポートが対象です。ホームページ制作は対象外となります。
また、リースでの購入は対象外となります。
申請できるITツールは、支援事業者が事前に登録しているITツールとなります。 -
Q5PCやプリンタ等のハードウエアは補助対象となりますか?
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A5
インボイス枠(インボイス対応類型)で、ハードウエアがソフトウエアの使用に資するものであれば、補助対象となります。ハードウエア単独の申請は対象外となります。
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Q6初めての申請ですが、アドバイスはもらえますか?
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A6
はい、初めて申請をご検討されている方からも多くのご相談をいただいております。
課題解決に向けてのITツールの選定から申請手続きの進め方まで、経験豊富なメンバーが丁寧にサポートいたします。「何から始めればいいかわからない」という方も、安心してご相談ください。
