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検出数米国の20倍!Emotetの衝撃!!

  • 会社の処方箋

2023年1月17日



トレンドマイクロ社は2022年上半期のサイバーセキュリティレポートを公開しています。※1
それによると、国内ではトロイの木馬型のウイルス「Emotet」の感染が相次ぎ、同時期の米国4,837に対して、大幅に多い107,670の検出があったとのことです。

Emotet国別検出台数(2022年1~6月)

日本:107,670、アメリカ:4,837、インド:3,729、イタリア:3,442、ブラジル:3,006

日本がダントツに多いのは、社会のIT化が進んでいる割にセキュリティにかける投資が少ない、ということが理由の一つに挙げられています。
2021年のIPAの調査※2では、「情報セキュリティ対策投資を行っていない」と回答した企業は30%にのぼり、その理由として約4割が「必要性を感じていない」と回答しています。
しかし、現実的には上記のように国内でのウイルス感染は多く、多くのIT機器が危険にさらされています。

Emotetは標的型攻撃の代表で、主にメールにより感染を広げます。
感染パソコンで、過去にやり取りのあったメールを利用し、アドレスや取引先名などを装ってウイルスメールを送信します。
有名企業やサービス名をかたるだけでなく、社員からのメールになりすますことも多く、ちょっとした油断により感染してしまうケースが多く見られます。
また、得意先に感染を広げてしまうことも考えられます。
Emotetのみならず、身代金要求型のランサムウエアの検出も高止まりの傾向があり、対策が急がれています。

出典:

まずはアンチウイルスソフトを!

ウイルス対策の基本は各パソコンへのアンチウイルスソフトの導入です。
導入済みの方も、ライセンスの有効期限が切れていないか、最新の定義ファイルになっているかを確認してください。

アンチウイルスソフトの導入、ライセンスの有効期間の確認、最新の定義ファイルの確認

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