ユニバーサルレイアウト
日本では長い間「島型対向式レイアウト」と呼ばれる座席配置が用いられてきました。
しかし近年では「ユニバーサルレイアウト」が広まってきています。また欧米型の「個室+オープンペース」を採用する企業も見られます。
島型対向レイアウト
従来型のオフィスでは部や課といった組織単位で島を作り、責任者は全体を見渡せる位置に、一般職もそれぞれの席に固定していました。
このレイアウトでは部署ごとでまとまりがあり、個人ごとのプライバシー意識は高くなります。
一方、他部門との壁が高くなり、組織変更や人員変更の都度机の移動や電話・LAN回線の引き直しなどレイアウト変更の手間がかかるというデメリットもあります。
スペースが活用しづらい面もあります。

ユニバーサルレイアウト
ユニバーサルレイアウトでは責任者席は設けずに横並びで配置します。
無駄なスペースをなくすことができ、什器を統一することでコストダウンが行えます。
組織変更時も人が移動するだけなのですばやく対応でき、席を固定しなければフリーアドレスとして運用することも可能です。
他部門との連携がとりやすいのも特長です。
反面個人のプライバシーは低くなります。

収納スペースについて
個人の収納は極力少なくし、共有キャビネットを活用します。また文書は紙で保管せず文書管理システムを導入し、デジタルデータとして保管することによって、無駄な紙を削減すると同時にセキュリティを向上させることが可能です。


Excelの豆知識、パソコントラブルのよくあるご質問など日々の業務効率に役立つ情報から、業界の最新トレンドなどをお届け!
最新のオンラインセミナー情報もお届けします。
関連情報
-
知ってトクする!なるほどオフィスのヒント集
思わず「なるほど」と唸るヒントがここに!ITをはじめ、快適なオフィスやインフラ環境構築のヒントをキヤノンシステムアンドサポートの持つノウハウと共にご提供します。
-
チャレンジ!Excel
「入力が楽になるショートカットキー特集」「経年月日の表示方法」など、Excelの便利な使い方をご紹介します。(隔月掲載)
-
パソコンなんでもQ&A
「Word:行間が広すぎるので調節したい」「Windows:スクリーンセーバーを変更したい」などIT保守サービスユーザーさま向けのコールセンターに寄せられたご相談の中から、よくある質問をご紹介しています。(毎月掲載)
-
複合機の便利な使い方
「白抜きでコピーする方法」「スキャンのお悩み解決」など、複合機の便利な使い方をわかりやすく解説します。(隔月掲載)
-
コラム:会社の処方箋
制度改正やセキュリティ・生産性向上など企業のDX推進に役立つビジネストレンド情報をわかりやすくお届けします。