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インスペクション EYE for インフラ画像ベースインフラ構造物点検サービス

インスペクションEYE for インフラ Cloud Edition

検知対象のインフラ構造物を撮影し、その画像を合成、補正を行った後、本サービスにてAIでの変状検知の実施が可能です。
結果はダウンロードし、点検調書の作成などにご利用頂けます。 

社会インフラの老朽化が進む中、労働人口の減少、技術者の高齢化という社会課題に対して画像処理技術で応えるものです。 従来点検者が近接目視で行っていた変状確認を、カメラで撮影した画像をAIを用いて変状検知を行い、従来手法の課題を解決します。

アナログ規制見直しへの対応

デジタル化を阻害する規制は総称して「アナログ規制」と呼ばれ、約1万条項、日本には存在しています。
「人による点検・検査」や「書面での手続き」などのアナログ的な手法が取り決められているものが、それらに当たります。近年デジタル庁が中心となって、こうしたアナログ規制の見直しに向けた取組が進められています。

橋梁やトンネルの総点検においては、5年に1度、近接目視で点検することが2014年に義務化されています。
しかし国内に膨大にある橋梁やトンネルに対して、義務化されている内容に沿って近接目視を行っていくには、点検にあたる土木作業員の不足が予想されます。そこで2019年、2024年と規制が見直され、「近接目視と同等の結果が得られる」とされる方法であれば、デジタル技術の使用が可能になりました。

「インスペクションEYE」は、まさにこのアナログ規制見直し後の運用を支援するソリューションです。

従来、人が点検業務に当たる中で生じていた危険作業のリスクや、点検品質のばらつきといった課題に対して、映像を活用しAIによる損傷検知やデータ記録の面で支援することで、課題解決に向け貢献します。

矢印

基本機能

ひび割れ、エフロレッセンス、鉄筋露出、はく落、錆汁の検知

検知結果例

検知結果例

ひび割れ幅の幅推定

(最小0.03mm以上のひび割れの検知が可能(0.05 mm/pixel の画像の場合)

編集機能

AI検知後の修正(誤検知、検知漏れ)や、追加、延長、連結、幅補正が可能

編集画面

追加

延長

編集機能:延長

成果物

重畳した画像(JPEG)やCAD(DXF)、CSVデータをダウンロード

案件毎利用料表示

案件毎の利用量が確認可能

プラン概要

インスペクション EYE for インフラ Cloud Editionは、画素数別料金プランを年契約で購入し、検知した画像の画素数分、プランから消費する仕組みです。

商品 標準価格 備考
トライアル 1GPプラン オープンプライス 1団体1回のみ利用可能、お試しプラン
基本プラン 200GPプラン オープンプライス 申込時、必要GPを算出の上、いずれかを1つ選択。サポート費用込み。
50GPプラン オープンプライス
10GPプラン オープンプライス
追加プラン 200GPプラン オープンプライス 申込時、もしくは残GP量が少量になった場合、基本に追加。利用期限は基本プランに準拠
50GPプラン オープンプライス
10GPプラン オープンプライス
  • 価格は担当営業にお問い合わせください。
プラン概要

利用期間に関して

  • 団体(企業・部署)単位の申し込みに対し、それぞれに顧客テナント(作業場)を作成します。
  • 顧客テナントにサービス開始から1年間の使用期間を設定します。
  • 検知(GP消費)し、残GPが少なくなれば、追加GPが購入できます。
  • 顧客テナントに申し込みされたGPを割り当てます。
  • 1年間経ちますと、GPは消滅します。翌年に引き継ぐことはできません。

インスペクション EYE for インフラに関するお問い合わせ

キヤノンマーケティングジャパン株式会社 NVS企画第一課