36協定
36(サブロク)協定とは
法定労働時間「1日8時間・1週40時間」を超える場合はあらかじめ時間外労働について使用者と労働者の間で労使協定を結び、所轄の労働基準監督署に届け出る必要があります。
この労使協定を36協定と呼びます。
36協定を結ぶことで時間外労働をさせることが認められます。
その場合、使用者は労働者に対して割増賃金の支払義務が発生します。
また36協定には時間外労働の限度時間が定められていますので、無制限に残業させてることはできません。(時間外労働限度時間 例:1週15時間、1ヶ月45時間)
この限度時間を超えて、さらに時間外労働をさせる場合、使用者と労働者の間で特別条項付き36協定の締結が必要となります。
特別条項付き36協定とは
36協定の限度時間をさらに延長することができる協定です。
この協定を取り入れるには、以下3つを含む条件を満たす必要があります。
- 限度時間を超える一定時間や回数を定める。
- 限度時間を超える"特別な事情"を具体的に定める。
- 限度時間を超える時間外労働時間の割増率を決める。
この36協定ですが、「働き方改革」が打ち出されてから「経営層の意識改革」を含め、見直しに向けた議論が始まっています。
Excelの豆知識、パソコントラブルのよくあるご質問など日々の業務効率に役立つ情報から、業界の最新トレンドなどをお届け!
最新のオンラインセミナー情報もお届けします。
関連情報
-
知ってトクする!なるほどオフィスのヒント集
思わず「なるほど」と唸るヒントがここに!ITをはじめ、快適なオフィスやインフラ環境構築のヒントをキヤノンシステムアンドサポートの持つノウハウと共にご提供します。
-
チャレンジ!Excel
「入力が楽になるショートカットキー特集」「経年月日の表示方法」など、Excelの便利な使い方をご紹介します。
-
パソコンなんでもQ&A
Windowsの操作からOfficeを活用するコツまで、幅広い情報をご紹介しています。
-
複合機の便利な使い方
「白抜きでコピーする方法」「スキャンのお悩み解決」など、複合機の便利な使い方をわかりやすく解説します。
-
コラム:会社の処方箋
制度改正やセキュリティ・生産性向上など企業のDX推進に役立つビジネストレンド情報をわかりやすくお届けします。