このページの本文へ

インボイス制度や電帳法改正を機に社内システムを全面刷新株式会社グリーンズ北見さま

株式会社グリーンズ北見さま インボイス制度対応 補助金活用サポート・保守運用サービス 導入事例
お客さま情報
  • 業種:食品製造
  • 社員数:145名
  • 拠点数:1
  • 事業内容:農産冷凍食材の製造・販売、冷凍食品の製造・販売、オニオンスープ等の製造・販売
導入ソリューション
中小企業向け業務パッケージ「OBC奉行シリーズ」、グループウエア「NI Collabo 360」、MEAP クラウドスキャン for NI Collabo、Barracuda Backup、SubGate、補助金活用サポート、保守運用サービス

課題

  • インボイス制度や改正電子帳簿保存法への対応が急務。
  • 基幹システムとして利用する「OBC奉行シリーズ」のライセンス更新。
  • 紙の取引帳票をベースとしたアナログ業務の効率化。

解決策

  • 「OBC奉行シリーズ」の各アプリケーションをバージョンアップ。
  • 複合機とグループウエアを連携させた取引帳票の電子化。
  • 補助金活用によるシステム更改コストの負担軽減。

導入効果

  • インボイス制度、改正電子帳簿保存法対応に伴う業務負荷の軽減。
  • 月末に集中する請求書発行の作業量を従来の1/2程度に削減。
  • 「OBC奉行シリーズ」のバージョンアップ費用の約半分を補助金で充当。

課題・導入背景

インボイス制度と改正電子帳簿保存法への基幹システムによる対応が急務

2023年10月1日からインボイス制度が開始されました。さらに電子帳簿保存法の改正に伴い、2024年1月1日からは請求書や納品書、見積書などの取引帳票を電子化して保管することが義務付けられました。これらの法改正に対応するため、当社の基幹システムでも前もって準備を進めておく必要がありました。そのほかにも社内には紙をベースとしたアナログ作業が数多く残っており、デジタルによる業務効率化が急務となっていました。

基幹システムのライセンス期限が迫る中ITシステム全体の見直しを決定

当社は基幹システムとして1998年ごろから「OBC奉行シリーズ」の勘定奉行、給与奉行、固定資産奉行などを順次導入し、バージョンアップを重ねながらオンプレミス環境で継続して利用してきました。そうした中で2023年にライセンス契約の終了が迫り、これを機に「OBC奉行シリーズ」をバージョンアップするとともに、請求書の電子発行オプションも導入することにしました。また、グループウエア「NI Collabo 360」の新規導入および複合機と連携した紙の帳票類の電子化、セキュリティ対策の強化など、当社のITシステム全体を見直すことを決定しました。

解決策

10年以上に及ぶ取引を通じて信頼を醸成するとともに業務も熟知

キヤノンS&Sとの付き合いは非常に長く、複合機などオフィス機器の導入を発端として取引は10年以上に及びます。そうした中で、現在はさまざまなIT機器の保守などもお任せしており、当社の業務を熟知していただいています。
特に今回は基幹システムからグループウエア、セキュリティ対策まで広範にまたがるシステム全般の見直しとなるため、これまでの取引実績から信頼できるキヤノンS&Sにお願いするのがベストと判断しました。
また、「OBC奉行シリーズ」の各アプリケーションの全面的なバージョンアップに際して多額のコストがかかることが懸念されていたのですが、この課題に対してキヤノンS&Sから補助金申請とそのサポートを提案していただいたこともベンダー選定の大きなポイントとなっています。

導入効果

申請した補助金が認められバージョンアップ費用の半額を賄えた

図:申請した補助金が認められバージョンアップ費用の半額を賄えた

「OBC奉行シリーズ」のバージョンアップをはじめ、「MEAP クラウドスキャン for NI Collabo」によって複合機からスキャンした各種取引帳票の自動取り込みなどにより、インボイス制度や改正電子帳簿保存法にもスムーズに対応できました。特に「OBC奉行シリーズ」に追加導入した「請求管理電子化オプション」の効果は非常に大きく、月末に集中する請求書発行の作業量を従来の1/2程度に削減できました。
また、キヤノンS&Sのサポートのおかげで申請が認められた補助金によって、「OBC奉行シリーズ」のバージョンアップ費用の約半分を賄えました。

導入ソリューションセキュリティ商材+運用サービス支援

今後の展望

遠隔からのリアルタイム監視などの実現を目指す

工場ではセキュリティ監視や生産工程での品質管理などを目的としたネットワークカメラを利用しているのですが、導入してからすでに7、8年が経過し、耐用年数を超えて老朽化が進んでいます。また、監視したいポイントそのものも増えてきました。そこでネットワークカメラについても2024年度内に更改したいと考えています。すでにキヤノンS&Sにも相談済みで、スマートフォンと連携させた遠隔でのリアルタイム監視などの機能も実装できればと考えています。

株式会社グリーンズ北見さま

北海道オホーツク地域の農業協同組合や北見市などの出資による第三セクターとして1987年4月に設立。全国一の生産量を誇るタマネギを中心に、良質な農産物を原材料とした業務用食材の製造・販売を主要事業としている。

  • 所在地:北海道北見市大正284-1
  • 社員数:145名
  • 事業内容:農産冷凍食材の製造・販売、冷凍食品の製造・販売、オニオンスープ等の製造・販売

2024年7月現在

関連ソリューション