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バックアップアプライアンスBarracuda Backup

Barracuda Backupはオンプレミスとクラウドサービスを併用できる、信頼性の高い、国内シェアNo1バックアップアプライアンスです。日常的なデータ保護はもちろん、ランサムウエアからの攻撃や自然災害などの有事の際にもデータを安全に保管します。予期せぬ障害発生時にも迅速な復旧が可能ですのでBCP(事業継続計画)対策としても有効です。シンプルな管理インターフェースと自動化されたバックアップ機能により、IT部門の負担を軽減しながら、安心・安全なデータ保護体制を構築します。

  • 2017年 株式会社テクノ・システム・リサーチ調査

このようなことでお困りではありませんか

有効なランサムウエア対策をしたい

外部接続を遮断する専用OS・セキュリティパッチの自動配布・分割暗号化によるデータ保護により、攻撃を未然に防ぎ、ランサムウエアによる被害を防げます。

災害などによる業務停止を避けたい

バックアップデータは社内のアプライアンス以外に専用クラウドにも保存されます。万が一データ保管していた機器が使えない場合でも、クラウド上のデータから業務を再開することが可能です。

管理の人的負担を軽減したい

バックアップ動作は自動で行われるので管理者に負担はかかりません。わかりやすいユーザインターフェースを用いて遠隔地からも状況確認が可能です。

Barracuda Backupの機能

障害確認

図:Barracuda Backupの操作画面

ダッシュボードを確認することで問題の早期発見と迅速な対応が可能となり、データ保護体制の信頼性を高めます。また、システム障害やバックアップ失敗などの異常を即座に検知し、管理者へ自動でメール通知する機能を備えています。これにより、障害対応のスピードと精度が向上し、業務の中断リスクを大幅に低減します。

世代管理

万が一必要なファイルにトラブルが起きたとき、過去の正常なデータを簡単に復元することが可能です。これにより、誤操作やファイルの破損・紛失、ランサムウエアによる暗号化などのトラブル発生時にも、必要な世代のデータを迅速に取り出すことができます。残しておきたいバックアップ期間を日次、週次、月次、年次、単位で柔軟に行えるため、企業の運用ポリシーに合わせた効率的なデータ管理が実現します。

例)週次データを3週間、日次データを3日間保存する場合
28日時点で青四角の週次データ、黄色丸の日次データを確認することができます。

図:世代管理の例

重複削除

図:重複削除のイメージ図

重複削除(データ重複排除)機能により、同一データの保存を最小限に抑えることで、バックアップ可能領域を有効に活用できます。これにより、コストの最適化と高速なバックアップ処理が可能になります。重複排除はブロック単位で行われ、企業のデータ保護をよりスマートに支援します。

Liveboot機能

Barracuda BackupでVMware環境をバックアップするお客さまは、Barracuda LiveBootによって、仮想環境がダウンした場合に、ローカルのBarracuda Backupをストレージとして実行し、保護対象のVM(仮想マシン)を重複排除の状態から数分以内にブートできます。

Barracuda Backup独自の特長

独自のデータ保存方式で高効率・高信頼性

取得したデータを分割し、暗号化(AES256bit)する独自のデータ保存方式を採用しています。バックアップしたファイルは、元のファイル名も拡張子がない状態で保存され、マルウエアに感染したファイルをバックアップしても実行不可になります。ファイルリカバリー時にウイルスが動作した場合は、ウイルス対策ソフトで検知可能なため安心です。重複排除技術と組み合わせることで、保存効率を高めながら復元時の信頼性も確保でき、企業の重要な情報資産を長期的に守ります。

図:Barracuda Backupのデータ方式

ランサムウエアに強いセキュアバックアップ

図:ランサムウエアに強いBarracuda Backup

独自のポート制御により外部からの接続をシャットアウトします。内部に保管されるデータはブロック単位で細分化されており、万が一攻撃が侵入しても、ランサムウエアが内部で活動することはできません。また、セキュリティパッチは自動で適用されるため、常に最新の防御状態を維持することで、ランサムウエアによる被害を未然に防ぎ企業の重要なデータを安全に守ります。

クラウドを利用したBCP対策

万が一オンプレミス環境のデータがすべて消失し、システムが利用できなくなった場合でも、クラウドにバックアップされたデータから迅速に復旧できます。これにより、自然災害やシステム障害など予期せぬトラブルが発生しても事業を止めることなく継続可能です。クラウドは地理的に分散された安全な環境でデータを保護しており、事業継続計画(BCP)において重要な役割を果たします。

2種類の遠隔地バックアップに対応

図:Barracuda Backupの遠隔保管方法

クラウドと別拠点のBarracuda機器へのバックアップという2種類の遠隔地保存に対応しています。これにより地理的リスクを分散し、より強固なデータ保護体制を構築できます。

ライセンス不要でシンプルな運用

バックアップ対象の台数や容量に応じた複雑なライセンス管理が不要です。導入後すぐに利用でき、運用コストや管理負担を軽減します。シンプルな料金体系で、予算計画も立てやすくなっています。

Barracuda Backupのラインアップ

お客さまの必要容量に合わせてモデルをラインナップしています。
バックアップ開始時の必要容量が機器容量の半分になるようにご選択ください。

図:Barracuda Backupのラインアップ
モデル 190 290
295
3004 3024 3080 3200
最大容量 1TB 2TB 4TB 24TB 80TB 200TB

設置・導入後も安心の保守サポート体制を整えています

保守サービス

Barracuda Backupのトラブルや設定変更、状態監視をおまかせいただける保守サービスです。バックアップの異常を監視し、安定稼働をご支援いたします。障害時の切り分け・復旧、利用者を追加する際の設定変更など日々の運用をご支援いたします。

お得なパックもご用意しております

データを保存するサーバーとそのバックアップ装置であるBarracuda Backup、これらの機器と設置費用、運用サポート保守がパックとなったオリジナル商品です。

サポート内容

  • サーバー障害発生時の復旧支援
  • サーバー障害時のメーカー修理手配
  • 修理後の再セットアップ
  • サーバー障害の予兆監視
  • Barracuda Backupのエラー、オフライン監視
  • Barracuda Backup障害発生時の復旧支援
  • ファイルサーバーの設定変更、運用支援

Barracuda Backupのよくあるご質問

Q1
バックアップ対象のマシンを増やしたい場合追加費用がかかりますか?
A1

いいえ、バックアップ可能な容量の範囲であればバックアップ対象機器が増えても料金は発生いたしません。

Q2
管理者は毎日定期的に監視する必要がありますか?
A2

いいえ、エラーが発生した場合はメール等で通知されますので毎日監視する必要はありません。定期的に管理画面で内部状態を確認いただく程度で良いと考えております。

Q3
NASとの違いを教えてください。
A3

NASは複数人でのデータ共有が可能ですが半面攻撃者も侵入することが出来てしまいます。Barracuda Backupは独自の技術でユーザーが直接アプライアンスにアクセスできない状態でのデータ保存を可能にしランサムウェアなどの攻撃からデータを守ります。

Q4
USBハードディスクにバックアップしているのに、Barracuda Backupは必要ですか?
A4

ランサムウエアに感染した際、USBのデータも感染対象となってしまいます。また、USB自体の紛失のリスクもあるため、Barracuda Backupでの管理をおすすめいたします。

Q5
何世代バックアップできるんですか?
A5

指定のスケジュールで、残しておきたいバックアップ期間を日次、週次、月次、年次、単位で設定することができます。例えば、「その日最後に取ったバックアップを2週間保持しておこう」等、お客さまのポリシーに合わせてセットすることが可能です。

Barracuda Backupの導入事例

東京重機株式会社

業種:建設
従業員数:100~299名

全社のIT活用促進のためデータバックアップと社内LANのセキュリティを強化

株式会社三協技術

業種:建設
従業員数:100~299名

BCP対策はもちろん顧客の信頼感を高めて新規受注につなげる意味でも不可欠だったISMS構築

Barracuda Backupについてのご相談・見積・お問い合わせ

キヤノンシステムアンドサポート株式会社