ウェブで求める人材を獲得
~採用につながるホームページの作り方~
アイ・モバイル株式会社

2025年5月13日
転職活動者を対象にしたアンケートによると、求職活動時の企業に関する情報収集の仕方として、9割が「企業ホームページ」、7割が「採用ホームページ」から情報を収集すると回答しました。
求職者はたとえハローワーク等で企業の求人を知ったとしても、その企業のホームページを確認して情報収集を行っていることがわかります。
今や採用活動に欠かせないホームページ。検索しても情報が分からない会社、そもそもホームページを持たない会社というのは、不信感や不安につながってしまいます。そこで今回は、採用に効果的なホームページの活用方法を解説します。
採用活動におけるホームページの役割とは?
採用活動を行う際、ハローワークや就職情報サイト・情報誌に広告を出稿するケースも多いと思われますが、これらのサービスでは掲載できる情報の量に制限があります。
そのため、最近では自社のホームページに採用情報を掲載したり、採用サイトを開設したりするなどして、効果的・効率的に採用活動を行う企業が増えてきました。
ホームページに採用情報を掲載するメリット
- 企業情報を求職者向けに提供できる
- 求職者が希望する理念や業務ができる企業なのかわかる
- 自分が働くイメージを持ってもらえる
求職者にとって就職は人生の転機でもあり、企業側も自社の成長のために最適な人材を確保したいと考えています。だからこそ、企業情報を徹底的に調べられる、あるいは提供できる企業ホームページの存在が重要なのです。
求職者の求める情報とは?
求職者は、給与や勤務時間などの基本的な労働条件だけでなく、さまざまな情報を求めています。例えば、就職活動中の大学生が企業研究をする上で求めている情報では、「実際の仕事内容」、「社風」などが上位に挙がっています。

を加工
これらの情報を充実させホームページで発信することで、会社や仕事への理解がより深まり、自社にマッチする求職者の関心を引くことができます。
求職者がどのような情報を求めているのかを確認したところで、より具体的に求職者向けに何を掲載するべきか考えてみましょう。
求職者の「知りたい」を満たすためのコンテンツは、大きく5つの項目に分類できます。
5つの項目と、掲載する内容についてまとめましたので、コンテンツ作成の参考にしてみてください。
会社を知るコンテンツ
- 代表あいさつ
- 求める人物像
- 会社概要
- 会社風景
- インターンシップ
- 会社説明会開催情報
働く人を知るコンテンツ
- 社員インタビュー
- スタッフの一日
- 社内イベント紹介
- 社員座談会
働き方を知るコンテンツ
- キャリアパス
- 数字で見る会社
- 研修制度
- 待遇・福利厚生
仕事を知るコンテンツ
- ○○部のお仕事
採用を知るコンテンツ
- 募集要項
- 選考の流れ
- よくあるご質問
これらを参考にし、ホームページへ採用についての情報を掲載、求職者に自社の魅力をアピールしていきましょう。
採用につながるホームページとは?
ホームページで求める人材を獲得するには、求職者に向けて豊富な情報を提供することはもちろん、その情報を広く発信していくことも重要です。そんな時に活用できるのが、IndeedやGoogleしごと検索といったサイトに代表される、インターネット上の求人情報を集約した「求人情報に特化した検索エンジン・求人サイト」です。
これらへ求人情報を出稿することで、さらに露出機会と導線を増やして求職者を集めることが可能です。

求人サイトは、無料で利用できるものから、別途料金を支払うことで広告のように求職者への露出を増やせるサービスもあります。
求人サイト「Indeed」の活用
特に、CMでも有名な求人サイト「Indeed」は、月間利用者数国内2,390万以上と世界No.1の利用者数を誇ります。
Indeedに求人を掲載するには、自社で個別にIndeedと契約して直接求人を投稿する方法の他、ATS(採用管理システム)を介して求人を投稿する方法があります。
特にこのIndeedのATS連携パートナーが展開する採用管理システム上で作成した求人情報は、Indeedへ求人情報を自動的に連携する機能を有しています。
ホームページ上に求人票を掲載する場合、この機能があればホームページに掲載している求人情報とIndeedに出稿している求人情報の管理が一括で行えるようになり、省力化が可能です。採用を目的としたホームページを作成する場合は、このIndeedとの自動連携の機能があるかどうかをチェックしましょう。
Indeedに連携されるための求人票への情報掲載のコツ
Indeedには独自の審査基準があり、掲載されるにはその審査基準を満たす必要があります。掲載されなかったとしても、採用情報ページのどこが基準を満たしていないのかは、Indeedからは告知されません。ですので、Indeedの公開している審査基準と照らし合わせて求人票をご自身で修正する必要があります。
ここでは求人サイトや検索エンジンに表示されやすく、かつIndeedの掲載ポリシーにのっとった掲載のコツをいくつかご紹介します。
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職種・勤務地・雇用形態ごとにページを分ける
Indeedへの情報掲載は、「募集要項1種類につき1ページ」のルールがあります。
条件や職種の異なる募集は、1ページずつ作成しましょう。
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「職種」は簡潔に入力する
ページ内の募集要項「職種」は、一般的な職種名以外のことば(「経験者優遇」「急募!」「お気軽に問い合わせください」など)を入力すると、掲載基準違反となり、掲載されなくなる可能性があります。「営業職」「介護職員」「電気工事士」など、名刺に書くレベルの簡潔で一般的な職種名のみを入力しましょう。
急募等のアピールポイントは「職種見出し」に記述します。
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「職務内容」は詳細に入力する
職種名を書くだけでは、求職者がその職場で働くイメージを持つことが困難です。仕事で取り扱う商材やサービスの説明、仕事を進めるための手法・手段などを具体的に記載しましょう。
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勤務先情報を正しく入力する
「勤務先情報」は項目に応じた内容を正しく入力しましょう。
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「時間外労働時間」は勤務形態に応じて記載する
想定労働時間は給与形態の期間に応じた値を記載します。
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受動喫煙防止措置についての情報を記載する
受動喫煙防止策は求人票への明示が義務付けられています。喫煙可能区域での業務がある場合、健康増進法により20歳未満は当該業務の従業者として雇用できません。
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メッセージを記載する
採用したい人物像を明確にし、伝えたい相手(ターゲット)が検索しそうな文言や訴求した情報を求人票に入れたり、入社後のミスマッチを防ぐために企業の雰囲気や文化を言語化して書いたりすることをお勧めします。
他社求人との差別化ポイントです。しっかりアピールしましょう。
まとめ
採用成果を重視するなら、求人サイトやIndeedに求人情報を出稿して終わりではなく、求職者が求める情報を提供することが重要です。その中でも自社ホームページは求職者が閲覧する可能性が極めて高く、その志望度はデザインや掲載するコンテンツに影響されることもあります。
企業にとって人材確保は成長を続けていく上で欠かせない業務の1つです。
ぜひ本記事を参考にして、求職者の求める情報が提供できるホームページを作ってみましょう。
著者プロフィール
アイ・モバイル株式会社
アイ・モバイル株式会社は、国内自社開発のCMS技術を軸として「みんなの夢を叶える」ことをミッションとし、ホームページサービスを提供するCMSイノベーターカンパニーです。2000年の創業以来、業界特化型ホームページから個人向けサービスまで幅広く展開し、導入実績は30,000件を超えています。
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