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ちょっとの設定でがっちり対策!ファクス誤送信防止

  • 複合機の便利な使い方

本来送るはずではない宛先に誤って送ってしまうファクスの誤送信。送信先のファクス番号の押し間違いや、選択ミスなどその原因は色々あるかと思いますが、誤送信をしてしまうとどんな原因だとしても情報漏えいや信用低下のリスクがあるので絶対に避けたいところです。今回は簡単な設定変更をするだけで誤送信のリスクを減らせる方法をご紹介します。

送信前にファクス番号を確認する

通常はファクス番号を入力してスタートボタンを押すと原稿の読み込みが始まりますが、その前に再度ファクス番号を入力させる画面を表示させることで、ファクス番号誤入力による誤送信を防止できます。

設定手順

(設定/登録)→「ファンクション設定」→「送信」→「ファクス設定」→「ファクス番号入力時の確認入力」→「ON」→「OK」

履歴からの送信を制限する

送信履歴からの再送は便利なこともありますが、思わぬ誤送信リスクの原因になることもあります。設定変更によって送信履歴からの宛先指定を禁止することができますので、例えば、お客さま先の番号が変更になった際に、過去の番号へ誤って送信するリスクを回避することができます。

図:履歴からの送信の制限(設定後「設定の履歴」ボタンが非表示になります。)

設定手順

(設定/登録)→「ファンクション設定」→「送信」→「共通設定」→「履歴からの再送信を制限」→「ON」→「OK」

新規宛先の入力を制限する

ファクス番号入力でのファクス送信を制限し、宛先表やワンタッチで選んだ宛先にしかファクスを送れないように設定することができます。決まったお客さまにしかファクスを送信しない場合などに便利です。

図:新規宛先の入力(設定画面で設定後はファクス送信画面でファクス番号を押しても入力内容が反映されません。)

設定手順

(設定/登録)→「ファンクション設定」→「送信」→「共通設定」→「新規宛先の制限」→「ファクス」→「ON」→「OK」

  • ご紹介した設定手順はimageRUNNER ADVANCE C3730F/C3720Fシリーズの設定手順をもとに記載しております。機種によって一部設定手順が異なる場合がございますので、こちらのオンラインマニュアルにてお使いの機種の設定手順をご確認ください。

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