設置・測定非接触測長計
設置方法
設置時の注意1:測定方向
装置の底面のSCAN方向を確認し、測定対象物の移動方向と一致するように設置してください。
設置時の注意2:測定距離
センサー端面※~測定対象面の距離を70mm(±15mm)離して設置してください。
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※
本体の最も外側の部分
Tips!
測定距離調整工具(オプション)を使用することで容易に設置が可能です。
PCとの接続と起動
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※
パラメータ変更、PCアプリで測定や分析する際に使用します。
ランプについて
装置の状態によってランプの点灯が変化します。
1.装置起動時
電源をONにした際、一時的にPOWERランプとSTATUSランプが点灯します。一定時間経つとPOWERランプのみが点灯した状態になります。
2.ワーニング発生時
ワーニング発生時、STATUSランプが点滅します。ソフトウェアを用いてワーニング内容を確認してください。
測定可能な状態になればSTATUSランプの点滅は消えます。
ワーニングについて
測定値に異常が発生した場合、または温度が動作温度の上限/下限に近付いている場合にワーニングが発生します。ワーニング発生時でも測定は継続しますが、測定値異常の場合には適切に測定できていない可能性があります。ワーニングが発生する事象から復帰した際には、一定時間経過後にステータスバー(アプリ上部)の表示が自動的に通常時に戻ります。
主なワーニング
アプリを使用して測定した場合、測定終了後にワーニング内容を確認することができます※1。
下記ワーニングが発生した場合は、測定モード変更により回避可能な場合がございます※2。
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※1
ワーニング内容は測定終了後に纏めて表示されます。
また測定開始から終了の間に一度でもワーニングが発生した場合、必ず表示されます。
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※2
各測定モードについては 「モード機能について」 を参照下さい。
モード機能について
測定対象物や環境に応じて、モードを変更いただくことで、正確な測定が可能になる場合がございます。
モード0で測定した際に下記のワーニングが表示された場合、表示内容に応じてモード変更をお試しください。
モードの設定は付属アプリの“パラメータ設定”画面から変更可能です。
モード設定 | 内容 |
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モード0 | 初期設定値 |
モード1 | 測定方向に対して垂直方向の振動がある場合、斜め方向(らせん等)の運動を測定する場合にこのモード 設定をご使用ください。
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モード2 | 測定物の反射率が高い場合、このモード設定をご使用ください。
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モード3 | 測定物の反射率が低い場合、このモード設定をご使用ください。
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モード4 | モード1とモード2の組み合わせ 振動が大きい、かつ、測定物の反射率が高い場合、このモード設定をご使用ください。 |
モード5 | モード1とモード3の組み合わせ 振動が大きい、かつ、測定物の反射率が低い場合、このモード設定をご使用ください。 |
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