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離職率を下げるために従業員情報を活用しませんか?
~人事業務の効率化その3~

  • 会社の処方箋
キービジュアル

2019年12月2日

前回は、「採用~退社」の人事労務にまつわるやりとりをクラウド化することのメリットについてご案内しました。
今回は、人事情報を生かした「人材の適正(性)配置」の重要性についてご案内します。

適正(性)配置にはそれぞれ以下の意味があります。

  • 配置: 1つの作業、業務において誰に何を担当させるかという具体的な業務分担/配置
  • 配置: 会社組織において誰をどの部署に就けるかという人事配置

若手従業員の早期離職が課題

企業にとって人手不足が深刻となっている昨今、離職率を下げることが課題となっています。
最近のデータによると日本企業全体を対象とした離職率平均が15%前後※1なのに対し、中小企業では若手従業員の離職率は、30%超との結果が出ています※2

新人教育やスキルアップ教育を実施した若手従業員の早期離職は企業にとって大きな痛手です。
エン・ジャパンによると従業員の離職理由の一つに、「やりがい・達成感のなさ」があげられています※3

早期離職を防ぐための「適正(性)配置」

人によって、能力や資格・スキル、性格はさまざまです。
個々の従業員の適正(性)に合わせた「挑戦と自己成長」の機会は、達成感や充実感を得ることにつながります。
従業員の適正(性)に合わせた人材配置をするためには、能力や資格・スキル、性格などの従業員情報を把握=【見える化】するための仕組みが必要になります。

【見える化】することで、以下のメリットが見込まれます。

  • 企業全体の従業員状況を把握でき、戦略的に適性配置を行える。
  • 従業員情報の他に、キャリアやスキル、適正も一元管理できる。
「適正(性)配置」を行うことで、若手従業員にも一人ひとりに適正な役割を分配し、「挑戦と自己成長」 の機会を与えることができるため、「やりがい・達成感」につながります。
さらに士気が高まることで企業風土がよくなり、若手従業員の離職率低下にもつながるのではないでしょうか。

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