数値の傾向をもっと簡単に「見える化」したい
数値の傾向を簡単に「見える化」する方法をご紹介します。
問題
実績の数値などを表に入力したとき、増減や推移、達成/未達成などの傾向を「見える化」するために一般的にはグラフが用いられます。でも、資料にグラフを入れると場所をとりますし、体裁を整えるのもちょっと面倒ですよね。
数値の傾向をもっと簡単に「見える化」する方法はないでしょうか?
さぁチャレンジ!
解答
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サンプルファイルには、ある小売店の札幌・東京・大阪各店舗における2017年1月から9月の月別売上金額が入力されています。それぞれの推移を、「スパークライン」機能を使ってK列に表示してみましょう。
K2セルを選択し、「挿入」タブの「スパークライン」の項目から「折れ線」をクリックします。 -
「スパークラインの作成」ウィンドウが開きます。データ範囲の入力欄にカーソルを置いた状態でB2セルからJ2セルまでをドラッグで選択します。場所の範囲の入力欄には「$K$2」が自動で入力されています。「OK」ボタンをクリックします。
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K2セルに折れ線のスパークラインが表示されました。札幌店の売り上げが右肩上がりであることがわかります。
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K2セルを選択した状態で、セルの右下にカーソルを合わせ、表示された「+」マークをつかんでドラッグします。東京・大阪店のスパークラインが表示されました。
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スパークラインを編集して、よりわかりやすくすることができます。編集したいスパークラインのセルを選択した状態で、「デザイン」タブを開きます。線に色を付けたり、最高値・最低値にマークをつけることができます。下図は「表示」の「マーカー」にチェックを入れたところです。
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例えば月ごとの数値の伸び方を見たい場合は「縦棒」、目標値に対する達成度を見たい場合は「勝敗」など、用途によって使い分けてみてください。(サンプルの図では最高値を赤色にする設定にしています)
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スパークラインはオブジェクトではないので、選択して「Deleteキー」を押しても消すことはできません。消去したい場合は、スパークラインのセルを選択して右クリックし、「スパークライン」>「選択したスパークラインのクリア」を選択してください。
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