職場環境を再設備するうえで、システム停止などの事故により、本業（ダクト製造）に支障がでることは絶対に避けたかったです。また、社員がストレスなく快適に働ける環境を作るためにも、ネットワーク環境を整える必要がありました。そして、労働環境の安心・安全性という面では、製造現場において、業務中にアクシデントが発生した場合を想定して、ネットワークカメラによる正確な状況把握ができるようにしておく必要がありました。しかし、旧社屋では死角が多く、それができていなかったため、新社屋を機に適切なネットワークカメラをシステムの導入を決めました。

新社屋開設に伴い、これまでのIT環境をアップデートさせ、最適なネットワーク環境を設計しました。各機能の強化だけではなく、使い勝手のさらなる向上といった「利便性」の取り込みも実現したことで、社員にとって一層働きやすい環境となりました。そして、工場内で起きたヒヤリハットをネットワークカメラの録画映像で確認できるようになったため、再発防止、従業員の安全確保につなげられています。経営側がいないときでも、工場内での不安全行動や業務の進歩を管理できるようになりました。各社員が何をしているのかが一目でわかるようになり、適切な指示出しができるため、業務効率化も実現しました。