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神戸学園DXビジネス学科で特別授業を実施 ~サイバーセキュリティの人材育成を支援~

情報掲載日:2022年6月10日

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンMJ)は、学校法人神戸学園グループ(理事長:蒋惠萍、以下神戸学園)の専門学校アートカレッジ神戸において、サイバーセキュリティの人材育成を目的とした特別授業を実施します。

近年、働き方の変化とともにサイバー攻撃の手法は巧妙化を続けており、その被害は拡大しています。環境の変化へ柔軟に対応し、高度な攻撃に対抗するセキュリティ対策を行うには、豊富な専門的知識と経験を有する人材が不可欠です。しかし、人材不足に加えその育成には高度な知見と時間を要することが課題となっています。

キヤノンMJグループは、セキュリティベンダーとして専門組織「サイバーセキュリティラボ」を中核に、マルウェア解析やサイバーセキュリティ関連技術の研究、調査を行っています。 新しいセキュリティ技術の開発に向けた大学との共同研究や、教育機関での人材育成支援、業界団体の活動への参画など、産学連携を含めてさまざまな活動を展開しています。

一方神戸学園は、1965年の開校以来、職業教育を使命とし、社会のニーズを見据えた実践的な教育を推進しています。2021年4月に開講したDXビジネス学科においては、技術者と経営者の架け橋となるDX(デジタルトランスフォーメーション)人材の育成を行っています。

このほど、神戸学園DXビジネス学科の専門科目「サイバーセキュリティ」において、2022年6月と11月の二度にわたり、「サイバーセキュリティラボ」のセキュリティエンジニアが講師を務める特別授業を実施します。授業では、サイバーセキュリティの脅威や対処方法、仕事の紹介や社会的意義などについて講義を行います。さらに、「体感!サイバーセキュリティ」と題し、サイバーセキュリティの基礎知識や実際の攻撃事例の解説に加え、CTF(Capture The Flag)と呼ばれるクイズゲーム形式で、参加者同士が得点を競い合いながら セキュリティ技術を学ぶコンテストも実施します。

キヤノンMJグループは、サイバーセキュリティの現場で培ってきた経験と技術力や、マルウェアに関する調査・研究などの幅広い知見を活かした講義を通じ、将来活躍するサイバーセキュリティ人材育成の一助になりたいと考えています。今後も産学連携や共同研究、団体活動への参加を通じて、サイバーセキュリティの領域で活躍する人材の育成支援と、自社だけにとどまらない業界全体のノウハウや技術力の向上を目指します。