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営業情報の蓄積・共有・見える化で新規顧客開拓件数が2割増加株式会社静岡オイルサービス

お客さま情報
  • 業種:自動車・工業用潤滑油専門商社
  • 社員数:21名
  • 拠点数:2
  • 事業内容:各種ブランドオイル、純正オイル、工業油の卸売業、配送代行等
導入ソリューション
Sales Force Assistant、まかせてIT SFA支援サービス、まかせてIT 営業戦略策定支援サービス
課題
  • Excelでの営業日報の管理では情報の蓄積・共有が困難
  • 情報システムに詳しい従業員がおらずITの利活用と運用が不安
  • 日報の情報を活用した営業支援や目標の見える化と共有が困難
解決策
  • 営業支援システム「Sales Force Assistant」の導入による商談情報の共有
  • 自社だけでは困難な営業支援システムの定着と利活用に向けた支援サービスの利用
  • 営業活動の見える化に向けた営業戦略策定支援サービスの活用
  • 営業情報の蓄積・共有・見える化により新規顧客開拓活動が活発化
  • 自社の営業活動に最適かつ入力負荷の少ない営業支援システムを実現
  • 全営業担当者が参加するワークショップを通じ営業戦略や目標を明確化

課題・導入背景

日報が単なる報告にとどまり、情報を活用した部内の連携や新規顧客の開拓につながらない

静岡の本社と関東営業所を合わせて、営業部門は8人で活動しています。営業担当者はどの会社を訪問したのか、どんな提案をしたのかといった営業日報をExcelに入力し、部内の全員にメールで送信していました。管理職は日報に記載された案件の進捗状況などについてメールを送った本人に聞いたり、指示したりするものの、それらの内容は他の営業担当者には共有ができていませんでした。Excelとメールによる従来の方法では、営業担当者が他の営業担当者の日報を読んでいるのかも確認できず、部内で営業情報を蓄積・共有し、新規顧客の開拓などで連携できるシステムが必要だと感じていました。

ITに詳しい人材がいない営業現場でも定着・利活用が可能な営業支援システムを検討

課題解決のため営業支援システムの導入に向けて情報収集をはじめましたが、正直なところハードルは高いと感じていました。業界全体でIT化が遅れており、社内にもITに精通した人間がいないため、「外部から専門人材を入れない限り導入は無理なのではないか」と諦めかけていました。そんな折、 営業支援システムの「Sales Force Assistant」(以下、SFA)を導入している同業他社に、機能や使い勝手を教えてもらう機会がありました。日報作成に時間と手間がかかり、営業活動がおろそかになるようなシステムは本末転倒ですが、SFAであれば営業担当者の業務負荷を大きく増やすことなく、情報の蓄積・共有が可能ではないかと感じました。そこで、オフィス機器などで以前から取引のあるキヤノンS&Sの担当者に尋ねたところ、導入実績だけでなく、自社での活用実績もあるとの回答があり、具体的に導入に向けた検討を進めることにしました。

解決策

営業現場主導のSFAの利活用や営業活動の見える化を支援するサービスを採用

SFAは日報形式で営業情報の蓄積・共有が可能なため、導入により顧客管理などが行える環境が整いましたが、現場の担当者が活用しなければ意味がありません。導入後の定着と利活用を進めるには自社の営業スタイルに応じたデータ入力項目や画面設計、運用ルールの確立などが不可欠です。当社だけでこうした作業を行うのは困難だと判断し、キヤノンS&Sから提案された「まかせてIT SFA支援サービス」を利用しました。SFAの定着と利活用に向けた支援のみならず、課題の洗い出しと改善提案までサポートしてもらえました。また、SFA導入を機に、営業部門全体で目的や目標を共有できるよう、「まかせてIT 営業戦略策定支援サービス」も併せて利用しました。キヤノンS&Sの担当者がファシリテートするワークショップに全営業担当者が参加し、目指すべき目標や、そのためにSFAに何を蓄積すべきかを全員で徹底的に議論しました。SFAにはワークショップの結果を反映し、新規顧客開拓件数などの営業活動をグラフで表示するなど、部内での情報共有と連携を促進する機能を追加しています。

導入効果

SFAに入力した「次にやること」の確実な遂行がきめ細かな顧客対応を実現する

以前は「せっかく書いても、誰も見ていないのではないか」という不透明感があり、日報が形骸化していました。しかし導入後は、誰がいつ確認したかの履歴が残るため、「見られている安心感」と、良い報告への「競争意識」が生まれたと感じています。SFAの入力項目はキヤノンS&Sの知見と経験を生かし、「やったこと」「分かったこと」「次にやること」の3つに絞り込んで現場の負担を最小限にしています。例えば、営業担当者は次回の訪問時に前回入力した「次にやること」を確実に行うなど、きめ細かな顧客対応につなげられます。また、毎週木曜日は新規開拓の日と定めていますが、営業担当者全員の新規顧客訪問件数が数値で見える化される機能を実装したことで競争意識が高まり、木曜日以外にも新規開拓に注力する担当者が増えるなどの効果が生まれています。閲覧状況が可視化されたことで、無駄な確認作業も減り、業務効率化にもつながっています。

導入ソリューション

今後の展望

SFA情報の活用で営業会議の質向上や経営判断への寄与に期待しています

今後、定例の営業会議でもSFAに蓄積された情報を分析することで、質の高い会議の開催や情報に裏付けられた経営判断が可能になると期待しています。導入したSFAはパソコンだけでなくスマートフォンやタブレット端末を用いて、社外からでも入力・参照ができるため、利便性も向上しています。また、SFAの活用にいち早く慣れた若手にベテラン社員が使い方を質問するなど、営業部門内のコミュニケーション活性化にも一役買っています。今後もIT化を進めていくには、顧客対応マインドを備えたIT人材の確保が課題ですが、EC市場への参入による業務拡大など、大きな挑戦に向けてさらなるIT化に取り組んでいきます。

株式会社静岡オイルサービス

4輪・2輪用エンジンオイルを全国の自動車ディーラーや修理・整備工場、カー用品店などに販売。2009年から自社オリジナルのブレンドオイル、2014年から工業用潤滑油(金属加工油、設備用潤滑油)の販売を開始。

2026年2月現在

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