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特集「二次電池X線分析」X線顕微鏡・X線分析装置

二次電池

二次電池は、スマートフォンやノートパソコン、自動車や蓄電池まで、幅広く活躍しています。
Sigray社のX線分析装置により、実環境で、正極や負極、セパレータ、電解液等のナノ構造、組成分析、価数、局所構造評価が可能です。以下に、Sigray社X線分析装置のラインナップと分析評価項目を列記します。

ミクロ解析 3D-4Dのミクロ構造と反応状態を、40nmの分解能によって可視化。 組成 10um以下の分解能とサブppm感度で、不純物の同定、場所の特定。 層の厚み サブnm精度で定量的に、層の厚みを計測。 化学状態 サブeVエネルギー分解能(XANESとEXAFS)で、酸化状態をマッピング。
AttoMap microXRF 元素マッピング&定量評価|Quantum Leap XAS 化学状態(酸化状態、結合距離等)|Tri Lambda NanoXRM ナノX線CT顕微鏡

二次電池のX線分析評価項目

部材 部位 分析対象 評価項目(分析装置)
正極 活物質 LiCoO2,LiMn2O4, LiNiO2, LiFePO4, LiFe2O3, LiFe3O4 組成(AttoMap)
元素マッピング(AttoMap)
粒径(粒度分布)
空隙(TriLambda)
バインダー フッ化ビニリデン(ポリビニリデンフロライド;PVDF) フッ素のマッピング(AttoMap)
導電助材 炭素(カーボンブラック、アセチレンブラック、グラファイト他) ナノ構造(TriLambda)
負極 活物質 カーボン、グラファイト
微量添加物 P, Cu, Na, Co, Ca, K等 組成(AttoMap)
バインダー SBR(スチレンブタジエン系ラテックス)
CMC(カルボキシメチルセルロース)、PVDF
硫黄、ナトリウム、フッ素のマッピング(AttoMap)
セパレータ
ポリオレフィン系(高密度ポリエチレン) ナノ構造(TriLambda)
内部観察(TriLambda)
電解液 電解質 LiPF6, LiBF6, バナジウムイオン 組成(AttoMap)
セル 単体、モジュール
内部観察(TriLambda)

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