このページの本文へ

映像解析 侵入検知 for AIアクセラレーター|概要 仕様

「事故防止のため、危険エリアへの立ち入りを発見したい」
「情報漏洩防止のため、機密エリアへの侵入を発見したい」
でも、こんな課題が、、、

現場を撮影するカメラを設置しても、結局見落としてしまう。映像活用がうまくいかない環境である。障害物で全身が見えにくい。ヘルメットをかぶっている。明るさが不十分。→こんな時、人物の侵入を検知する侵入検知 for AIアクセラレーターが便利です!

おもな特長

① 通常は映像の活用が難しい環境にも適応した侵入検知で、見落としを防ぐ

  • 頭部から足元の位置を推定するため、足元が見えない場合でも高い検知率を発揮。
  • ヘルメットや帽子を被っている人物検出にも対応。
  • ナイトモードの白黒映像にも対応。
全身が映っていなくても顔が見えていればOK。
ヘルメットやマスクでもOK。
ナイトモードにも対応。カメラが侵入を検知。
  • 認証精度は環境や出力要件に依存します。詳しくはシステム要件をご覧ください。
  • 撮影環境によっては、映像内の人を検出できなかったり、人の侵入を検知できなかったりする場合があります。また、人でないものを検出したり、誤って侵入を検知したりする場合があります。

② 侵入検知を行うと警告の発報が可能で、侵入の素早い発見を支援

  • パトランプなどと連携した警告の発信、または録画ソフトとの連携が可能。
回転灯などと連携し、注意喚起も可能。

③ 環境に合わせた柔軟な検知の設定が可能

  • 侵入検知に加え、指定エリア内での滞留も検知可能。滞留の判定は1秒~120分の間で設定可能。
  • 侵入・滞留を検知するエリアは、最大4カ所まで設定可能。多角形を指定できるため複雑なエリアにも対応。
  • 侵入・滞留検知の対象外とする除外エリアも最大4カ所まで設定可能。人物のポスターを検知してしまう場合などに効果的。
  • 誤検知抑制機能により、誤検出された画像を登録し、類似するものを検出対象外にして誤検知を抑制できます。

活用シーン

  • 障害物の多い環境での安全管理
  • 機密エリアでのセキュリティ強化
製造業のイメージ
流通業のイメージ
機密エリアのイメージ

ソフトウエア仕様

対応デバイス AI アクセラレーター AS-AN11※1
対応カメラ アクシスネットワークカメラ※2※3
M1075-L※4、M2035-LE※4、M2036-LE※4、M3065-V※4※5※6、M3067-P※7、M3077-PLVE※7、M3085-V※4、M3115-LVE、M5074、P1375、P1375-E、P1455-LE(2023年12月現在)
Webブラウザー Google Chrome※8
表示言語 日本語
解像度※9 320x180、320x200、320x240、640x360、640x400、640x480、1280x720、1280x800、1280x960、1920x1080、1920x1200、1920x1440
検出領域
  • 自動設定(2点指定または3点指定)、手動設定
  • 四角形のみ
  • 最大150個
  • 検出領域の最大検出幅を設定可能
非検出領域
  • 四角形のみ
  • 最大10個
検出しきい値
  • 頭部らしさしきい値
  • 最小検出幅
侵入判定領域 侵入判定領域、除外領域を設定
  • 多角形(3~32個の頂点をつないだ多角形)
  • 侵入判定領域、除外領域は各4つまで
侵入判定位置 頭部、足元※10
滞留判定時間 1秒~120分
オーバーレイ カメラから配信する映像に、侵入判定領域、除外領域、人体検出枠、侵入判定位置、および侵入/滞留判定結果を表示
設定情報のエクスポート/インポート エクスポートしたファイルは、ブラウザのデフォルトのダウンロードフォルダに格納
最小頭部検出サイズ 検出領域サイズの1/16(10px)
イベント通知 RTSPプロトコル、およびAXISカメラのイベント通知機能を介して、侵入/滞留イベントを発行
人体の見下ろし角度(俯角) 0°~30°推奨※11
  • ※1
    詳細はAIアクセラレーター概要を参照。
  • ※2
    設定画面の表示は日本語にのみ対応。
  • ※3
    ファームウェアはアクティブの最新バージョンを使用。
    ただしアクティブが提供されていない場合は、長期サポート(LTS)の最新バージョンを使用。
  • ※4
    本アプリケーションのオーバーレイには非対応。
  • ※5
    回転の設定は0°にのみ対応。
  • ※6
    ミラーには非対応。
  • ※7
    Quad viewモード (4分割表示)の映像ストリームを使用。
  • ※8
    最新のバージョンを推奨。
  • ※9
    カメラの機種によって、選択可能な解像度は異なる。
  • ※10
    足元は頭部位置から推定。
  • ※11
    全方位カメラの場合、Quad viewモード(4分割表示)の各ビューに対する角度。

使用説明書

ソフトウエア使用許諾契約書

「ネットワークカメラ」製品の導入に際してのご相談・お見積希望に関するお問い合わせ

キヤノンマーケティングジャパン株式会社