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ラマンプラスチックアナライザーTR-A100|特長

黒色プラスチックを識別可能にしたレーザースキャン型ラマン分光技術

従来方式(レーザー固定照射)の課題

レーザーを固定位置に照射し続けると、プラスチックが熱を吸収して高温になる為、プラスチック自体が変質したり、測定時のノイズとなる蛍光が増加する場合があります。その為、従来のレーザー固定照射方式では、信号が微弱で長時間の計測が必要となる黒色のプラスチックの識別は困難でした。

レーザースキャン方式が解決

レーザースキャン方式では、トレイに並べられた複数のプラスチックへのレーザー照射に加えて、レーザー照射位置を微小に揺動させることで、レーザー照射のエネルギー密度を下げプラスチックの温度上昇を防ぎます。これにより従来の固定照射方式の課題を解決し、十分な計測時間を確保することができる為、信号が微弱な黒色のプラスチックでも計測することが可能です。

異素材の複合品分析や多点計測が可能

一つのサンプルに複数の計測点を追加でき、2色成形や異なる材料が結合した複合材の測定が可能です。
​廃プラスチックは形状や汚れ、劣化状態などさまざまです。単一樹脂であっても多点計測をする事で測定結果の信頼性が向上します。

追加の樹脂登録が可能

「基準データ登録機能」を搭載しています。基準データとは、樹脂の種類を判別する際の「比較のもとになるデータ」です。
​標準で12種類の樹脂データが登録されているほか、ユーザーが実測したデータを新たな基準データとして追加登録できます。
​これにより、(1)標準の12種以外の樹脂、(2)標準とは異なる配合比率のアロイ材、(3)添加剤の影響などで誤識別してしまうサンプルなども、識別できるようになります。

グラフ集計やファイル出力機能を搭載

サンプル個々の写真と識別結果の集計機能を搭載しています。また、Microsoft Excel形式による出力が可能です。
​リサイクル現場において、廃原料の構成比率や選別回収品における異材質混入率を迅速に可視化し、分析できます。

ビューアーにより、サマリーレポートの出力や詳細分析が可能。

別途提供するビューアーソフトウエアを使用することで、サマリーレポートの作成や過去データの分析にも対応。
​抜き取り検査票の作成や長期的な傾向分析など、現場改善や品質管理に幅広く活用できます。

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キヤノンマーケティングジャパン株式会社 産業機器事業部 第二営業本部 第一営業部 営業第二課