ラマンプラスチックアナライザーTR-A100|特長
黒色プラスチックを識別可能にしたレーザースキャン方式のラマン分光技術
従来方式(レーザー固定照射)の課題
レーザーを固定位置に照射し続けると、プラスチックが熱を吸収して高温になる為、プラスチック自体が変質したり、測定時のノイズとなる蛍光が増加する場合があります。その為、従来のレーザー固定照射方式では、信号が微弱で長時間の計測が必要となる黒色のプラスチックの識別は困難でした。
レーザースキャン方式が解決
レーザースキャン方式では、トレイに並べられた複数のプラスチックへのレーザー照射に加えて、レーザー照射位置を微小に揺動させることで、レーザー照射のエネルギー密度を下げプラスチックの温度上昇を防ぎます。これにより従来の固定照射方式の課題を解決し、十分な計測時間を確保することができる為、信号が微弱な黒色のプラスチックでも計測することが可能です。


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