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EOS C50 映像制作に特化したAF性能

動画撮影に最適化されたCINEMA EOSのAF

スチルで培った素早く正確に合うAFをベースにフォーカスマンのMFを再現して加速度を調整。まるで人がフォーカス送りをしているかのように滑らかに被写体へ移っていくフォーカス制御が搭載されています。
EOS C50は映像表現に寄り添ったAFを目指しています。

Dual Pixel CMOS AF II

進化した高速・高精度AF、デュアルピクセルCMOS AF IIを搭載。
高速・高精度・広範囲に加え、ディープラーニングを活用したアルゴリズムにより、高性能な被写体検出が可能です。

  • 測距エリア:最大約100%×約100%※1

    最大約100×約100%の画面全域測距に対応。画面の隅に被写体を配置する構図でも、高精度かつスピーディーにAFを実行。これまで以上に自由な構図で被写体を捕捉することが可能です。

    • 検出被写体対象に胴体※2(人物)と動物(鳥)※3を追加

      ディープラーニング技術により、被写体検出アルゴリズムがさらに進化。新たに動物(鳥)と瞳(右目/左目優先)の検出に対応しました。

    人物は瞳/顔/頭部を検出します。人物の瞳や顔をしっかりとらえて粘り強く追従し正確なピントのまま撮影をつづけることができます。頭部検出では後ろ姿にも対応し、被写体の動きのある撮影でも粘り強く捕捉します。
    また人物の瞳や顔、頭部が隠れたときに、胴体を検出してトラッキングを継続します

    • AFエリア「全域」設定時、または、タッチ等で被写体追尾中(二重枠表示)

    豊富なAFエリア設定

    EOS C50はCINEMA EOS SYSTEMで初めて、「フレキシブルゾーン」を搭載しました。
    AF範囲が広い「ゾーンAFフレーム」で自動選択AFを行うため、1点AFや領域拡大AFよりも被写体を捉えやすく、動きのある被写体を撮影するときに有効です。「ゾーンAFフレーム」サイズの変更も可能で、意図したフレームの中の被写体にAFの狙いを定めることが可能です。

チューニング可能なAF設定

被写体検出AF

メニューの設定に応じて、検出対象の被写体を検出していない場合のAF動作を変更できます。
「検出優先」に設定すると、「検出する被写体」の設定に応じたメインの被写体を検出している場合は検出している被写体に対してAFを行い、検出していない場合はAFエリアで設定しているAFエリアに対してAFを行います。

「検出限定」に設定すると、「検出する被写体」の設定に応じたメインの被写体に限定して連続AFを行います。被写体が検出できなくなった場合は、検出できなくなったピント位置で固定される。再度被写体を検出すると、連続AFが再開します。

AF速度と切り替え感度

AF機能に柔軟性をもたせることでユーザーの使い勝手を向上する、AFチューニング用メニューを搭載。
AF速度を10段階、被写体の切り換え感度(メインの被写体の切り替わりやすさとピントの乗り移りやすさ)を5段階にカスタマイズ可能です。

フォーカス操作後の被写体追尾

オートフォーカス中にレンズ※1のフォーカスリング操作により一時的にマニュアルフォーカスに切り換え、ユーザーが狙ったスピードでフォーカス制御をしながら被写体を選択※2することができます。レンズのフォーカスリング操作が終了すると、ピントを合わせた被写体にフォーカスを維持して追尾※2を再開します。
また、メニュー設定の「検出する被写体(人物/動物優先/なし)」と「瞳検出」との併用も可能です。
オートフォーカス中にカメラ本体やLCDモニター画面を操作せずに、レンズ操作のみで主被写体の切り替えができます。

  • ※1
    対象レンズ:RFレンズ(RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYEは除く)
  • ※2
    深度差がない被写体、画面内でピントが合っていない被写体や動いている被写体などの場合は、被写体の選択や選択した被写体の追尾ができない可能性があります。

Dual Pixel CMOS AF IIを活かしたフォーカスアシスト機能

デュアルピクセル CMOS AF の位相差AF技術を応用し、マニュアルフォーカスのピント位置の前ピン/後ピンまでをも伝えるデュアルピクセルフォーカスガイドを採用。
MF時でもキヤノンが誇るAF技術を活かして撮影者のフォーカスワークをアシストします。

  • 写真やイラストは本製品で撮影されたものではありません