EOS C50 撮影性能
新開発※7KフルサイズCMOSセンサー

新開発 7KフルサイズCMOS センサーと DIGIC DV 7との連携で、最大7K60P内部RAW記録、オーバーサンプリングによる高画質な4K動画記録を実現しました。フルサイズセンサーならではの浅い被写界深度と大きなボケ味を生かした印象的な映像表現が可能です。
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2025年9月10日発表日時点
7K60P内蔵RAW記録とオーバーサンプリングによる高精細4K動画
7Kの高精細さと臨場感により、表現力豊かな映像表現を可能にするとともに、7KRAW素材からの4K切り出しなど柔軟で自由度の高いワークフローを可能にします。
XF-HEVC S、XF-AVC Sでの4K動画記録時は、オーバーサンプリングによる4K 4:2:2 10-bit 高画質記録を実現し、より精細な映像表現が可能です。
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XF-AVC/XF-HEVC S/XF-AVC S 記録時、センサーモードをフルサイズ、フレームレートを 60P/50P 以下選択時。
設定したフレームレートによっては、画質に差異が生じる場合があります。

CMOSセンサー全面で記録するオープンゲート記録
新たに搭載したセンサーモード:フルサイズ(3:2)※により、センサー全体を利用したオープンゲート記録が可能。
通常のアスペクト比(17:9や16:9)より広い画角かつ高解像度で記録できます。
映像編集において同一の動画素材から縦・横の両方の映像を自由に編集できるなど、フレーミングやトリミングの自由度が高く様々な用途に対応できます。
また、アナモフィックレンズを用いた撮影では、ワイドな画角をセンサー全体で高解像度に記録できるため、よりダイナミックで迫力ある映像が得られます。
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Cinema RAW Light/XF HEVC S記録時のみ対応。

縦横同時記録
全画角で記録した4K映像(17:9や16:9)と、記録した映像の一部(縦領域または正方領域)を切り出した2K映像のクロップ記録が同時にできます。切り出す領域は、水平方向のみ任意の位置に移動ができ、異なる記録フォーマットでも記録できます。
全画角とクロップの映像を組合わせることで多角的な映像表現ができたり、同時記録によって編集作業の手間を軽減でき、編集の効率化にもつながります。
また、Web動画やSNS用動画などの動画配信や広告、プロモーションビデオなどの用途で縦クロップや正方クロップを同時に撮影することで、用途に応じた視覚的にインパクトのある映像制作が可能です。

Canon 709/CMT709
スキントーンを最重視したフィルムライクなルック Canon 709
CustomPictureで選択できるガンマに Canon 709を搭載。
Canon 709はフィルムライクなルックであり、黒を締めて中間輝度領域のコントラストを上げることでクリアな印象を持たせたガンマです。またスキントーンを最も重視した設計で、微妙な肌の色の変化を素直に表現できます。全体的な色再現は定評のあるキヤノンの自然な色を踏襲しているため、あらゆるシーンに活用できます。
BT.709 Wide DRと比べると、コントラストや色味を強めたよりリッチなルックとなっています。
カラーグレーディングに時間を掛けられないシチュエーションにおすすめです。
モニタリング用途に最適な CMT709※
ビューアシストで選択できるCanon Log 2/3素材のグレーディングのベースとなるLUT、CMT709を搭載。RAW撮影やLog撮影でのモニタリング映像にCMT709を用いることにより、SDRモニター上で見やすいコントラストや彩度を持ちながら、Logの広いダイナミックレンジ全体を確認することが可能です。
また、CMTはグレーディングを行う際の開始点として使いやすいルックとなっており、ユーザーの好みに合わせてグレーディングすることが可能です。
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CMTはCanon Monitor Transformの略。

最大ダイナミックレンジ FF:15+stops 、S35:16 stops
広いダイナミックレンジを確保するCanon Log 2、Canon Log 3を搭載。
Canon Log 2で撮影時は、フルサイズ時最大15+stops、S35クロップ時16 stopsのダイナミックレンジを活かし、グレーディング作業において高い自由度をもたらします。

ISO6400※を含む2段階のBase ISO設定
2つの基準感度(Base ISO)に対応し、撮影シーンに応じて低感度から高感度まで2段階のBase ISOをマニュアルで切り換え可能です。例えば、Canon Log 2/Log 3、RAW撮影の際にはISO800/6400から選択が可能です。
さらに、ISO感度に応じて2段階のBase ISOの中から、ダイナミックレンジを確保しつつS/N比が高いBase ISOへ自動で切り換える「自動切り換え」も搭載。撮影シーンの明るさ(ISO感度)に応じて、Base ISOを使い分けることでノイズを抑えた撮影が可能になります。

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ガンマ設定によって選択できる設定値は異なります。
最大4K120Pでのハイフレームレート記録
最大2K180P※、4K120P記録に対応。
スポーツのワンシーンやミュージックビデオなど、印象的なスローモーション映像を撮影できます。
また2K 150P/4K 120Pまでのハイフレームレート記録時のAF/AE撮影が可能です。
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フルサイズモードで2K121~180P選択時は画角が約12%クロップされます。
「センサーモード」が「フルサイズ」で撮影フレームレートが60Pを超えるときは、センサー読み出し画素数が減少するため、モアレや偽色、ジャギーが見えやすくなる場合があります。

多彩な記録フォーマット
CFexpressとSDカードに異なるストリームの組み合わせで記録が可能
ファイルフォーマットや解像度、カラーサンプリングなど、異なるストリームの組み合わせで同時記録。
バックアップや配布目的に合わせて使い分けることができ、変換作業の手間を軽減します。
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スローモーション記録時は、撮影フレームレートによっては同時記録できない場合があります。
