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複数拠点で稼働する複合機の一元管理により、総務部門の手間を軽減し働き方改革を実現複合機一元管理ソリューション 株式会社秀英予備校さま

全国に支店や営業所をお持ちの企業など拠点を開設するたびに個別に情報機器を導入してきた結果、契約形態がバラバラで管理が煩雑となっていたり余計なコストがかかっている場合があります。

今回ご紹介するのも、まさにそうしたケースの一つ。

全国一斉に複合機の入れ替えを行ったことで管理面、コスト面ともに大きなメリットが生まれました。

また、ここで導入された複合機はJ-クレジット付きであり、キヤノンからお客さまへのクレジットの移転により環境対応の面でもメリットを感じていただけた一例として是非ご紹介したい事例です。

株式会社秀英予備校 さま

静岡を本部に、北海道・旭川から沖縄まで、日本全国で「小・中・高一貫教育」の学習塾を運営しています。2002年には、業界に先駆けて東証一部上場を果たしています。

本社:静岡県静岡市葵区鷹匠2丁目7-1
創立:1977年
社員数:744名(連結)
事業内容:予備校運営

2018年6月現在

導入背景それまで特に不満は感じていなかったが
提案を受けて入れ替えのメリットを実感

  • (左から)人事総務部長 中川浩さん、渡辺武 社長、人事総務部室長 住田あゆみさん
  • 少子高齢化社会、大学全入時代の到来で、今後ますます競争が激化していくと思われる学習塾業界。上位層の取り合いなど、厳しいライバル争いの中で生き残っていくためには、業務効率化やコスト削減といった経営基盤の強化が必須といえるでしょう。そういう意味で、まさに社内改革につながったのが、今回ご紹介する事例です。東証一部上場の大手学習塾グループとして、フランチャイズも含め、全国に260校舎を展開する秀英予備校。同校では、各教室に一台以上の複合機を導入していました。「何度か入れ替えの提案を受けたこともあるのですが、当時使用していた複合機に特に不満はなかったですし、運用も比較的うまくいっていたので、その必要性を感じたことはありませんでした。一枚あたりのコストがちょっと高い気はしていたものの、一方で妥当なのかなという想いもあり、全国一斉に入れ替える作業負荷を考えるとそれ以上の検討にはならなかったのです」と語るのは、人事総務部の住田室長です。「業務効率とコストの大幅な改善につながるということで、キヤノンS&Sからリースと保守の一元管理のご提案をいただいたのは、そんな時でした。新しい教室を構えるたびの導入ということで、各教室ごとに契約期間もバラバラだったリース&保守契約。人事総務部の立場としては、もちろん、まとめることができたらいいなと考えたことはありましたが、到底できるとは思わなかったですし、仮にトライしてもまさかご提案を受けたような効果が出るとは思いもしませんでした」

    人事総務部長 中川浩さん

    選定理由一元管理による手間やコストの軽減に加え
    全教室の調査を一社で対応したことも信頼に

    詳しい選定理由について、人事総務部の中川部長が語ります。「決め手の一つは、全教室をカバーするネットワークでした。何百台を一気に変えるということで、最初は当然ハードルが高い話だなと思っていましたが、キヤノンS&Sは私たちへの提案のために全教室をくまなく回り、現状調査のためのヒアリングを行ってくれました。そこまで踏み込んでくれた行動力を目の当たりにし、ここなら任せられるという頼もしさを感じました。キヤノンS&Sからの提案は、機器の運用管理をすべて一つの窓口で面倒を見ることで、煩雑だった人事総務部の手間を大幅に軽減することが可能というものでした。さらに、教室によっては複合機を単にコピー機としてのみ使用し、別途プリンターやファクスを導入しているところも多かったのですが、それを複合機でまとめてプリントする環境を整えることで大幅な出力コスト削減につながり、消耗品などの在庫管理も楽になるとのこと。また機種のメリットとしては、いったん複合機上にデータを溜め、後から本当に必要なものだけを選んで出力できる溜め置きプリントができるので、プリントの無駄や放置が無くなり、情報漏えい対策にもなるとの話でした。もともと入れ替えるつもりは全くなかったものの、さすがにここまでの効果が出るのなら、断る理由はないのではないだろうか。私たちの気持ちも、もはや入れ替えということで固まってきたのです」。

    導入効果約10%のコストダウンに加え
    環境対応企業としてのアピールも可能に

    「リースの解約金を含め、初期コストは現状レベルに抑えつつ導入をスタート。溜め置きプリントにより、無駄なプリントを約10%削減することができました。そして、保守・運用に関わる費用全体で約35%のコスト削減に成功。従来は静岡の本社で集中印刷して全国に配送していた教材をそれぞれの教室で印刷してもらうことが可能となり、生徒一人ひとりの課題に応じて教材を提供するといったきめ細かい対応や配送料の削減にもつながりました」と語る住田室長。そして、今回の導入においてもう一つ大きな目玉となったのが、「J-クレジット付き」というところ。全国で約11,000社の地球温暖化対策推進法(温対法)該当企業として、CO2排出量の報告とそれに応じた削減努力が求められている秀英予備校にとって、キヤノンからのクレジットの移転によりオフセットできることは、コスト面はもちろん、環境対応企業としてアピールできるという点でも大きなメリットでした。「カーボン・オフセットという言葉は聞いたことがありましたが、実際にどのようなしくみであるかは存じ上げませんでした。今回、それを詳しく知るきっかけになりましたし、企業として活動実績に残せるので非常によかったと思っています」

    今後の展望今後も教室数の増加が見込まれる中
    引き続き全国規模での対応に期待

    (左から)中部営業本部 静岡営業部部長 田中慎二、課長 阿南元康、課長代理 大塚洋和

    全国一括での複合機入れ替えにより、管理面とコスト面でメリットが生まれ、さらに環境対応企業としてもアピール要素を得た秀英予備校。最後にこの先の展望について、お二方に伺いました。「予備校という業種柄、環境対策としてできることは用紙代や使用電力の削減くらいしか思い浮かばなかったのですが、今回J-クレジットの移転を通じてカーボン・オフセットについての知識を得ることができたので、今後の取り組みに向けて新しい視点をいただけたと思っています」と住田室長。続けて、人事総務部の中川部長が「この先も教室の数はどんどん増やしていく予定ですし、その点一つの窓口でワンストップで対応していただけるのは非常に助かります。私たちにとってメリットのあることなら、今後もどんどん新たな提案をしていただきたいですし、サポートも含め、引き続き全国規模で手厚いご対応を期待しています」と締めてくれました。経営基盤を強化し、これまで以上の勢いで学習塾業界を牽引する秀英予備校の今後が楽しみです。

    キヤノンS&Sがご提案する全国に展開する拠点ネットワーク

    高品質かつ均一なサービスとサポートを、日本全国で提供します。

    • 2021年11月現在

    キヤノンS&Sがご提案するカーボン・オフセット認証取得製品

    今回ご紹介する秀英予備校さまのように、年間のエネルギー使用量が一定量を超え、地球温暖化対策推進法の「特定排出者」に該当する事業者は、同法が定める「定期報告書」提出の義務を負っています。

    キヤノンの複合機は、原材料の加工から使用、最終的なリサイクルに至るまでのライフサイクル全体でカーボン・オフセット※を実施。このうちお客さまが「使用」することで発生する分を、お客さまに移転することが認められています。

    • カーボン・オフセットとは 自らが削減できないCO2排出量を他社が創出した排出削減・吸収量で埋め合わせ(オフセット)することで、社会全体のCO2排出削減を促進するしくみ

    上記の移転により、キヤノンの複合機を導入した事業者は、定期報告書に自社のCO2削減量として記載することが可能です。

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