クラウド利用の安全性を高める

従来の「境界型セキュリティ対策」は、社内ネットワークとインターネットを分けて対策していましたが、テレワークや各種SaaSの普及により、どこでもクラウドサービスを安全に利用できるゼロトラストセキュリティが求められています。
クラウド利用の安全性を高めるセキュリティソリューション
クラウド利用の安全性を高める対策とは?
対策1 クラウドサービスの利用者認証を強化

IDaaS※1は、ID管理、多要素認証、シングルサインオンを提供するクラウドサービスです。アカウントを統合的に管理し、運用負荷を軽減しつつ、高度な認証によるセキュリティの強化が図れます。
※1 IDaaS: Identity as a Service
対象製品
対策2 どこからでも、 セキュアなアクセスを実現

SASE※2は、ネットワーク機能とセキュリティ機能を統合したクラウドサービスです。主な機能には、クラウドサービスの監視(CASB※3)、Webアクセスのセキュリティ強化(SWG※4)、リモートアクセスのセキュリティ強化(ZTNA※5)、ネットワーク管理(SD-WAN※6)が含まれます。
※2 SASE: Secure Access Service Edge
※3 CASB: Cloud Access Security Broker
※4 SWG: Secure Web Gateway
※5 ZTNA: Zero Trust Network Access
※6 SD-WAN: Software Defined-Wide Area Network
対象製品
対策3 クラウド環境のセキュリティリスクを診断

CNAPP※7は、複数の機能によって、クラウド環境のセキュリティを維持・管理するクラウドセキュリティプラットフォームです。設定ミスや権限管理の不備を検出するなど、セキュリティリスクを低減します。
※7 CNAPP: Cloud Native Application Protection Platform
対象製品
対策4 Web サイトによるマルウェア感染を防止

Webフィルタリングは、業務に関係のないWebサイトやマルウェアリスクのあるサイトへのアクセスを制限する機能です。クラウドサービスとして提供されるため、社内だけでなくテレワークや外出先でもWebアクセスを監視し、安全な環境を実現します。