このページの本文へ

MS-500|概要

MS-500 ・遠方監視、超高感度カメラ ・革新的な超高感度SPADセンサー搭載 ・超望遠ズームレンズに対応するB4マウントに対応

基本情報

商品名
MS-500
希望小売価格
オープン価格
  • オープン価格商品の価格は取扱店にお問い合わせください。

おもな特長

超高感度(SPADセンサー搭載)

革新的な超高感度SPADセンサー※1は、画素に入ってきた光の粒子(光子=フォトン)を数える「フォトンカウンティング」という仕組みを採用しています。入射した光子が電荷に変換される際、瞬時に約100万倍に増倍して大きな信号として取り出すことができるため、微量の光でも検出が可能です。また、これら光子一つひとつをデジタルに数えるため、読み出しの際にノイズが発生しないことも大きな特長です。これにより、0.001lux※2の低照度環境下でもカラーで鮮明なフルHD撮影を実現します。
夜間、肉眼では認識困難な闇夜のような非常に暗い場所でも被写体を鮮やかに撮影することが可能です。

SPAD SENSOR 約320万画素1.0型SPADセンサー
約5km先の夜間の実写画像 *使用レンズ:CJ45e×13.6B IASE-V H

遠方監視

レンズマウントには、放送用レンズの汎用マウントであるバヨネットマウント(BTA S-1005B 規格準拠)を採用しています。
このため、キヤノンの豊富な高倍率超望遠撮影が可能な放送用レンズのラインナップを活用できます。
SPADセンサーとの組み合わせにより、夜間非常に遠方の監視対象を大きく鮮明に撮影して確認することが可能です。

画像補正機能

夜間監視や遠方監視では、暗所特有のノイズ発生や大気の揺れの影響による解像感が低下しやすくなります。これに対して、用途に応じて画質設定の調整・保存が可能なカスタムピクチャー機能に、シャープネス・ガンマカーブ・ノイズリダクションの設定を監視用途に最適化した「CrispImg2(クリスプイメージ2)」を標準搭載することで、昼夜を問わずに視認性の高い映像撮影が可能です。また、かすみ・もやの影響を軽減し、適正なコントラストに自動で調整する「かすみ補正」にも対応するなど、映像品質を向上する画像補正機能の搭載により、被写体を鮮明に捉えます。

  • ※1
    超高感度SPADセンサー詳細についてはこちらをご参照ください。
  • ※2
    カラー(ナイトモード)、蓄積なし、F1.4換算、シャッタースピード1/30、50IRE、最大ゲイン時の条件下にて測定。