行・列の非表示/再表示をショートカットキーで切り替えたい
キーボードの設定を変更することで、非表示/再表示の切り替えをショートカットキーで行えるようになります。
問題
マウスをセルの間に合わせ、非表示/再表示を切り替える作業は意外と手間がかかりませんか?
対象のセルが複数ある場合には、その都度作業を行う必要があり尚更大変かと思います。
この作業をショートカットキーで簡単に行うには、どうすればいいでしょうか?
さぁチャレンジ!
(Excel 2016環境で説明します。)
解答
列※のショートカットキーを有効にするには「キーボードのレイアウトの切り替え」の項目を変更をする必要があります。
この項目は、日本語や英語以外の言語を入力する際のキーボードの切り替えに利用する項目です。
他の言語を日常的に入力しない通常の利用範囲内であれば、この項目の設定を変更することは特に問題ありません。
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※
行のショートカットキーはデフォルトの設定で有効になっています。
列の非表示/再表示機能はあまり利用しないという方は、列・行の非表示/再表示項目にお進み下さい。
キーボードの設定変更方法
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デスクトップ画面左下のWindowsアイコンをクリックし、「設定」を選択します。
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「設定」の中から「デバイス」を選択します。
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「入力」の項目を選択し、「キーボードの詳細設定」をクリックします。
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「言語バーのオプション」をクリックし、【テキスト サービスと入力言語】ウインドウを立ち上げます。
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【キーの詳細設定】タブを開き、「キー シーケンスの変更」をクリックします。
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キーボードレイアウトの切り替え項目で「割り当てなし」を選択し、「OKボタン」を押します。
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「適用」→「OK」を順にクリックし、画面を閉じます。
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再起動を行い、キーボードの設定変更は完了です。
行・列の非表示/再表示
ショートカットキー一覧
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行の非表示:[Ctrl]+[9]
行の再表示:[Ctrl]+[Shift]+[9]
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列の非表示:[Ctrl]+[0]
列の再表示:[Ctrl]+[Shift]+[0]
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非表示にさせたい範囲を選択し、ショートカットキーを押します。
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※
この場合、列を選択しているので[Ctrl]+[0]を押します。
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※
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選択した範囲が非表示になりました。
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再表示させたい場合も範囲を選択します。
全ての行・列を再表示させたい場合には[Ctrl]+[A]もしくは[Excel左上の三角のボタン]をクリックすると全てのセルが選択されます。
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セルが選択された状態で、[Ctrl]+[Shift]+[0]を押すと列、[Ctrl]+[Shift]+[9]を押すと行のセルが再表示されます。
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全てのセルが再表示されました。
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