ICカードの発行フローを知りたいIDカードプリンター
![](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Website/business/solution/pro-printer/idprinter/shared/image/keyvisual/publication-750x750-wide.jpg?la=ja-JP&hash=F7882DCCA79B3DEF48324C5E1A2FE4F3)
![ICカードの発行フローを知りたい](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Website/business/solution/pro-printer/idprinter/shared/image/keyvisual/publication-750x750.jpg?la=ja-JP&hash=34B79C357DCBBE5A7782D994CF60C181)
ICカードは種類によって発行フローが違うため、発行に必要な情報も異なってきます。ここでは、FeliCaとMifareの違いを簡単に紹介します。
FeliCaカードの発行フロー
FeliCaカードは、高度なセキュリティーと柔軟なシステム構築を実現するための仕組みになっています。そのため、他のICカードと違い、カード発行に必要な情報が多くなっています。
![FeliCaカードの発行フロー](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Website/business/solution/pro-printer/idprinter/useful/publication/image/publication-img.jpg?h=238&la=ja-JP&w=760&hash=2A89A4F50000175C9566488F5D2EFF58)
0次発行(0次エンコード)
カード内のチップの初期化を行います。ここで、IDmを設定します。
1次発行(1次エンコード)
チップ内部のメモリーを分割してエリアを作成します。例えると、Windowsでフォルダーやファイルの階層を作成する作業のようなものです。
1次発行をするためには、「システムコード」、「発行情報」、「発行仕様」が必要になります。
2次発行(2次エンコード)
氏名や社員番号などの可変情報をチップ内に書き込み、カード券面に印刷します。
2次発行をするためには、チップに書き込む情報と券面に印字する情報をExcelやCSVファイルでまとめた「データベース」が必要になります。
Mifareカードの仕組みと発行フロー
Mifareカードは、1次発行時に必要な情報はありません。予めメモリー構造(1ブロック16バイトで構成)が決まっているためです。
![Mifareカードのメモリー構造の仕組み](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Website/business/solution/pro-printer/idprinter/useful/publication/image/publication-img-02.jpg?h=293&la=ja-JP&w=554&hash=D91A402205F5BDF9BBA03231F19B933A)
従いまして、ICカード対応プリンターとアプリケーションで2次発行を行う場合には、Mifareカードの認証鍵A/BとAccess Bitsと呼ばれる仕様情報、およびチップへの書き込みと券面印刷用のデータベースがあれば可能です。
FeliCa Lite-Sカード/シールの発行フロー
FeliCa Lite-Sカード/シールは、Mifareカードと同様に、1次発行時に必要な情報はありません。システム連携時は、多くの場合にIDm運用を行うことが多い傾向があります。
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