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多要素認証

悪意ある攻撃者による認証プロセスの突破を困難に。

特長

多要素認証をクラウド上で実現

企業内の重要なデータを脅威から保護するためには、Windowsログインやリモートデスクトップの接続時、SaaSアプリケーションへのログインなど、各種サービスへのアクセスにおいて、IDとパスワードのみによるログインだけでなく、多要素認証を実装して不正なアクセスを防ぐ必要があります。「ESET Secure Authentication」を使用することで、多要素認証を導入し、悪意のある攻撃者による認証プロセスの突破を困難にすることができます。また、クラウドサービスとして提供されるため、迅速に利用を開始でき、各業界団体や監督官庁の認証方式への規定やコンプライアンス要件にも迅速に対応できます。

ESET Secure Authentication(ESA)は、Microsoft Active Directoryドメインやローカルエリアネットワークへの参加時にワンタイムパスワードを生成し、一般的に必要なユーザー名とパスワードを組み合わせて利用することで、多要素認証を提供します。さらに、ユーザーが一般的なアクセス資格情報を使用して認証した際には、Android OSやiOSの携帯端末にプッシュ通知を送り、承認を求めることもできます。
Windowsログオン時だけでなく、リモートデスクトップ接続時やVPN接続のRADIUSサーバーを介した認証、さらにはさまざまなWebアプリケーションやSaaSアプリケーションの認証時にも、多要素認証を実装することができます。

多要素認証の対象動作

  • Windowsログオン
  • リモートデスクトップ接続
  • VPN接続でのRADIUSサーバーを介した認証
  • 対応しているWebアプリケーションの認証
  • 対応しているIDプロバイダーの認証
  • Active Directory フェデレーション サービスの認証

ESETの多要素認証「ESET Secure Authentication」

ESETの多要素認証「ESET Secure Authentication」は、ESET PROTECTソリューション対象製品でご利用いただけます。

ESET Secure Authenticationが解決するユーザーニーズ

企業内の重要なデータをさらに保護したい

多要素認証を導入することで、エンドポイントだけでなく、VPN機器やリモートデスクトップからの侵入もより困難になります。

万が一パスワードが盗難されても侵入を阻止したい

多要素認証により、通常のIDやパスワードが漏えいしても、それだけではログインできない状態になります。

多要素認証を速やかに導入したい

ESETの多要素認証はクラウドサービスとして提供されるため、速やかに利用を開始でき、各業界団体や監督官庁による認証方式への規定やコンプライアンス要件にも迅速に対応できます。

動作環境

項目 詳細
コンポーネント Windows Server 2012以降、 Windows 10以降
  • .NET Framework 4.8のフルインストールをする必要あり
モバイルアプリケーション iOS 12-17、Android 5-14、Google Play 開発者サービス 10.2.6(プッシュ通知に必要)
カメラとライト(懐中電灯)へのアクセス許可(QRコード読み取りに必要)
コンソールアクセス Google Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edge、Safari
  • Javaスクリプトの実行を有効化する必要あり

多要素認証「ESET Secure Authentication」が含まれるESET PROTECT ソリューション

多要素認証「ESET Secure Authentication」は、以下のESET PROTECTソリューションでご利用いただけます。
なお、ESET PROTECT HUBのアカウントでのみ利用可能となります。ESET Business Accountをすでに作成済みで、ESET PROTECT ソリューションをご利用のお客さまへの提供は、(下記ソリューションに切替契約をしていた場合でも)ESET PROTECT HUBアカウントへの移行がおこなわれるのは、2025年半ばを予定しております。