昨今のサイバー攻撃手法は日々巧妙化しており、ウイルス対策だけでなく、総合的なセキュリティ対策が必要不可欠となっています。セキュリティ対策ソフトの機能を理解し、必要な機能を有効に活用しましょう。

ウイルス対策を実施しているのに侵入されたケースは増加しています。ウイルス対策だけでなく、総合的なセキュリティ対策が必要不可欠です。

セキュリティ対策ソフトの機能を比較し、必要な製品の導入をご検討ください。サイバー攻撃の手法は日々変化しています。それに伴い、セキュリティ対策ソフトもラインアップを拡充しています。

従来からあるアンチウイルス機能は必須です。しかし、それだけでは「セキュリティ対策を総合的に行っている」とは言えない状況になっています。上記の機能比較表をご覧いただくと、機能の違いが一目瞭然です。

悪意ある攻撃者が狙うのは、大規模企業ばかりではありません。小規模企業は狙われにくいと言われたこともありましたが、それゆえに現在も対策が不十分な企業が存在し、攻撃者から見れば格好のターゲットとなっています。あの手この手でランダムに攻撃を仕掛け、弱い部分があれば、すかさずそこから侵入してくるのです。

自分の会社にはお金になるような情報はないから大丈夫。本当にそうでしょうか？取引先企業はどうでしょうか？インターネットやメールなどを介してデータの授受を行っていませんか？昨今のサイバー攻撃は、ターゲットの企業や団体を直接狙うのではなく、対策をしていない下請け企業を足がかりとするケースが多いです（サプライチェーン攻撃）。こうした攻撃により取引先企業にも損害が発生した場合、企業の信頼が損なわれるだけでなく、事業に大きな影響を及ぼす可能性もあります。SOHOであっても、踏み台として狙われることを想定し、セキュリティ対策を実施しましょう。

ESET スモール ビジネス セキュリティは、法人向けライセンス製品と異なり、個人のお客さま向け製品と同様、インストールも簡単です。更新の機会などで、できるだけ早めに対策をご検討ください。

セキュリティ対策は、保険などと同じようなものです。注意していても、その日は突然やってきます。事前の対策でできる限りの防御を行いましょう。健康管理に取り組んだり、事故にあわないように注意することと同じように、総合的なセキュリティ対策を講じることで損害を防ぐことができます。