AEDの設置義務の有無と設置場所の基準AED 自動体外式除細動器
AEDって設置する義務はあるんですか?
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QAEDがあればいいのは、わかるけど……AEDって設置義務はないんでしょうか?
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A
現状、設置義務はありません。
ただ、大切な従業員の命を守るという意味では、AEDの設置は安全配慮義務にも関係してきますよね!基本的に人が多く集まる施設や会社、スポーツの競技場などはAEDの設置が望ましいとされています。
日本救急医療財団から「AEDの適正配置に関するガイドライン」が提示されていますので、導入の際には参考にしてみてください。
AEDの効果を最大限引き出すための適正配置
5分以内に電気ショックが可能なことがポイント!
AEDの設置基準は、心肺停止者を発見してから5分以内に除細動が行える体制(往復2分以内の距離=直線距離150メートル以内)が望ましいとされています!
AED配備のトレンドは適正配置!
以前は……
ビルの1FエントランスにAEDが1台あれば良いと思われていましたが……
ビルの上層階で傷病者が発生した場合は5分内にAEDを使用することができない可能性があります。
最近では……
ビルの規模にもよりますが、オフィス単位や各フロアに1台ずつなど、セキュリティ毎にAEDを設置するケースが増えています。
AEDの設置が推奨される施設(例)
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駅・空港・長距離バスターミナル・高速道路サービスエリア・道の駅
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旅客機、長距離列車・長距離旅客船等の長距離輸送機関
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スポーツジムおよびスポーツ関連施設
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デパート・スーパーマーケット・飲食店などを含む大規模な商業施設
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多数集客施設(アミューズメントパーク、動物園、大規模入浴施設、観光施設、葬祭場など)
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市役所、公民館、市民会館等の比較的規模の大きな公共施設
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交番、消防署等の人口密集地域にある公共施設
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高齢者のための介護・福祉施設
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学校(幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学、専門学校等)
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会社、工場、作業場
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遊興施設(競馬場や競艇場、パチンコ店など)
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大規模なホテル・コンベンションセンター
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その他(遠隔地・過疎地、山岳地域など)
AEDの設置が考慮される施設(例)
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地域のランドマークとなる施設(郵便局、銀行、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、ドラッグストアなど)
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保育所・認定こども園
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集合住宅
参考:一般財団法人日本救急医療財団「AEDの適正配置に関するガイドライン」
AED購入のポイント
失敗しないAED購入のポイント
AEDってどれも同じだと思っていませんか?
設置場所や利用シーンに応じて選び方は変わってきます。
マルチベンダーだからこそわかるAED購入のポイントをご紹介します。