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Figure 4|概要

Figure 4とは?

Figure 4とは、DLP(Digital Light Printing)と呼ばれる方式を採用した吊り下げ型の光造形3Dプリンターです。
DLP方式はプロジェクターによる前面露光を行い液体樹脂を硬化させていくため、従来の光造形(SLA)方式と比べ、圧倒的な造形速度を実現します。(最大100mm/h)
また優れた生産性を実現するだけでなく、シックスシグマにより性能が実証された様々な量産用材料を使用して、再現性と高精度の部品製造を可能にします。

製品一覧

Figure 4 Standalone

Low volume production
up to 500 parts per month

Figure 4 Modular

Prototyping and bridge manufacturing
up to 10,000 parts per month

Figure 4 Production

Direct production of parts
up to 1,000,000 parts per year

Figure 4 Standalone
装置価格が手頃で、少量生産や試作造形に最適な小規模用の機種です。
Figure 4 Modular
生産と試作のニーズや生産量に応じて最大24ユニットまで拡張できるよう設計された中規模用の機種です。
Figure 4 Production
後処理工程や検査工程をインライン化できる完全オーダーメードの大規模用の機種です。

国内ユーザー様事例

事例①

小ロット多品種向けの3Dプリント量産体制を確立

機種:Figure 4 Modular ×2台
材料:難燃材料

  • 射出成形からの置換えで小ロットエンドユースパーツを量産
  • 約10種類の部品を置換える事で金型費用とリードタイムを削減
  • 年間約6,000部品の出力

POINT ~エンドユースとして選ばれた理由~

  • 圧倒的な造形スピード
  • 設計自由度(既存部品同士の一体化設計など)
  • 難燃性、耐光性の強化

事例②

3種類の材料で迅速な試作やパーツ製作を実現

機種:Figure 4 Standalone
材料:硬質材料、耐熱材料、ラバー材料

  • 医療機器の試作、部品製作に活用
  • 数秒で材料交換が完了、簡単に材料の使い分けが可能

POINT ~Figure4を選ぶ理由~

  • 圧倒的な造形スピード
  • 材料物性と耐光性(環境安定性)
  • vsインクジェット

対応材料一覧

材料名 特長 Standalone Modular
TOUGH-GRY10 高速造形が可能な硬質灰色材料
TOUGH-GRY15 高い伸びをもつ低コストな灰色材料
HI-TEMP 300 AMB 高剛性の高耐熱樹脂、荷重たわみ温度300℃以上
MED-WHT10 ISO10993-1規格に適合、荷重たわみ温度100℃以上
視認性に優れた白色材料

MED-AMB10 ISO10993-1規格に適合、荷重たわみ温度100℃以上
透明性ある琥珀色材料
HI-TEMP FR150C Black UL94-V0グレードの難燃性、かつ荷重たわみ温度150℃
PRO-BLK 10 優れた機械特性と耐候性を持ち、多様な用途に使用可能
硬質黒色材料
RIGID WHITE 優れた機械特性と耐候性を持ち、多様な用途に使用可能
硬質白色材料
RIGID GRAY 優れた機械特性と耐候性を持ち、多様な用途に使用可能
硬質灰色材料
RUBBER-65A BLK 高耐久ラバーライク黒色材料
JCAST-GRN 高精度な仕上がりを実現する、宝飾・精密鋳造マスターパターン用材料

JEWEL MASTER GRY 高精度な仕上がりを実現する、宝飾・精密鋳造マスターパターン用材料

材料データシートはこちら

製品仕様

Figure 4 Standalone Figure 4 Modular Figure 4 Production
造形ボリューム(xyz) 124.8×70.2×196 mm 124.8×70.2×346 mm
最大解像度 1920×1080 pixcels
積層ピッチ 10/20/30/40/50/100 um(材料種に依存)