USER業務用フォトプリンター DreamLabo
情報公開時には表紙ビジュアルと仕様のみの公開でありながら、わずか1ヶ月半で当初の生産数が予約完売し、その後も増刷を続ける画集『INORI』。DreamLabo 5000を使ったこの画集が生まれた経緯と反響はどのようなものだったのでしょうか。そして作家とデザイナーはDreamLabo 5000をどう評価しているのでしょうか。
画集『INORI』の出力にDreamLabo 5000を採用した理由を教えてください。
高くても買いたいというユーザーを満足させるために価値をもたせていく必要があります。その価値のひとつがDreamLabo 5000による作家本来の色の再現です。これまでパネルなどで“作家本人が監修”というのを謳い文句にしたものもありましたが、何度も校正する必要がありました。しかし、DreamLaboはすべて一発OKのクオリティでした。再現性が高いだけではなく、手間がかからないという点も、画集『INORI』に採用した大きなポイントです。
こうした「価格は高いけれども質がいい」というプレミアムコンテンツについての可能性をどう感じますか?
将来性を強く感じます。国内だけでなく海外にもしっかりとファンがいて、かつそれを買える人にリーチできるということは、このプロジェクトを通して見えてきました。
情報の出しかたやメディア展開、販促の工夫次第で、このようなプレミアムコンテンツの市場は十分成立する。
そう考えています。
作家としてDreamLabo 5000の品質をどのように評価されていますか?
作品は基本的にRGBでしか描きませんから、RGBのデータが100%であって、紙にCMYK4色で刷られるのはコピーでしかないと思っていました。僕にとっては、印刷というのは妥協に妥協を重ねるものでしかなかったんですよね。
CMYKだとAdobeRGBで作ってもまず再現されないので、最初からsRGBで描くこともありました。DreamLabo 5000だと最初からAdobeRGBで作れますし、「この色は出ないかもしれない」というようなことを気にしなくていい。
今まで諦めていた部分を、諦めなくてよくなったのは大きいですね。
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