USER業務用フォトプリンター DreamLabo
木村俊幸さんは1990年代はじめから現在にいたるまで、数々の映像作品でマットペイントやコンセプトデザイン、VFX(視覚効果/映像に後から加える効果)を手がけているアーティストです。今回、DreamLabo 5000を使い、ひとつの作品集にまとめあげた木村さんは、そのクオリティをどう評価したのでしょうか?
DreamLabo 5000の出力の色についてどのように感じましたか?
もう「すばらしい」としか言えませんね。僕が描く絵は鮮やかな色を使うというより、全体的に暗い絵が多いのですが、そこで重要なのが黒から白までの階調表現なんです。DreamLabo 5000の黒は絶対的なゼロという印象で、黒の地の上に作品をおくと、まるで映画のコマを見ているような感覚になりました。プリンターでは暗部が省略されてしまったり、印刷では逆に浅い黒になってしまって、仕方ないかと思うこともありましたが、DreamLabo 5000は黒に深みがあるぶん、映像では全体的に影としてしか見えない暗部のディテールまでしっかりと再現できています。
DreamLabo 5000にどのような可能性を感じましたか?
DreamLabo 5000のような少部数でも高いクオリティでしっかりとした本が作れる印刷機があることによって、本来なら画集なんて出さない、僕のようなマットペインターの作品集が、こうして出せるようになるのはすばらしいことですよね。映像も4K時代になり、目に対する情報量がどんどん増えてきています。視聴者は描画の細かさや色鮮やかさにエンターテイメントを感じているのでしょう。DreamLabo 5000による出力もまた、そうした情報量の増加によって生まれるエンターテインメントのひとつと言えるのかもしれません。
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キヤノンマーケティングジャパン株式会社 リテイルフォト企画部