USER業務用フォトプリンター DreamLabo
自然の風景を独特の視点で切り取り、色彩豊かな表現を描き出す写真家・米 美知子さん。2017年3月、写真展「桜もよう」に合わせて作られた作品集づくりを通して、米さんが感じたDreamLabo 5000の印象と可能性について話を伺いました。
今回ラスタータイプでプリントされた写真集と、紙の風合いを感じさせるファインアートタイプでプリントされた写真集、2冊が箱に収められた豪華本仕様になっています。この2つの用紙はどのように選ばれたのでしょうか。
写真展のプリントがラスタータイプだったので、“展示と同じものをお手元に”というコンセプトにするならラスタータイプと考えていました。でも、写真のテーマが桜でしたから、“和”のテイストを出すにはアート紙もいいかもしれないって思って、ラスタータイプとファインアートタイプ、2種類でテストプリントしてもらったんですね。そうしたら、アート紙がピッタリはまる作品もあって。それじゃあ、「もう、2冊にしちゃおう」と。ラスタータイプをベースに、作品を1枚の画として見たときにアート紙に合うものがあればファインアートタイプのほうに入れていく。1点1点、再現性を確認しながら振り分けました。
DreamLabo 5000の評価をあらためて伺わせてください。
米•写真展というのは展示期間が決まっていますよね。記憶に残すことはできるけど、記録として手元におくことはできません。でも、DreamLabo 5000を使った写真集なら、写真展会場と同じクオリティのものをいつでも見たいときに見てもらえる。それは写真家としてはとても嬉しいものです。写真展をオフセット印刷の写真集で残すということは普段から行なっていますが、オフセット印刷にはどうしても表現の限界があります。それはそれで仕方がありませんから、撮影データや解説を巻末に載せて、作品を深く知るための図録として見てもらうという役割を担ってもらうことになります。私にとって、最終表現はやっぱり“プリント”なので、その作品としての“プリント”を写真集としていつでも見てもらえることが、DreamLabo 5000の一番すばらしいところだと思っています。
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キヤノンマーケティングジャパン株式会社 リテイルフォト企画部