CLIENT業務用フォトプリンター DreamLabo
卒業アルバムの分野では年間約3,000校、40万冊を手がけ、日本有数のアルバム制作会社として知られる株式会社イシクラが、DreamLabo 5000を導入した経緯はどのようなものだったのでしょうか。そしてどのように活用されていくのでしょうか。
DreamLabo 5000を導入された経緯についてお伺いできますか。
森下健夫• 弊社の業務は卒業アルバムの製作がメインです。卒業アルバムは納品が卒業式と決まっています。しかし、それだけでは事業として成長が見込まれませんから、卒業アルバム以外にも製造技術を活かした商材の開発にも取り組むようになりました。そのひとつが2007年から始めたブライダルアルバムです。
泉谷竹信•DreamLabo 5000導入のきっかけはそれまで使っていた銀塩機に限界を感じていたからです。銀塩機は10年前、ウェディング事業を始めるにあたり導入したもので、お客さまの要望を満たすには当時のインクジェットではクオリティが及ばなかったため、印画紙にせざるを得ませんでした。ただ、将来的にはこうした商材はインクジェット印刷に変わっていくだろうと予測していたので、DreamLaboが出てきたとき、“これはいい”と導入を検討し始め、テストや検証を重ねた結果、導入を決定しました。
運用面でDreamLabo 5000に期待していた点はありますか。
泉谷•ひとつはスピード、もうひとつは管理コストの低さです。DreamLaboは銀塩機に比べると、ペーパーの装填や薬品の管理など、ハンドリング面で非常に効率的だと感じました。アルバムでは重要な指標となる耐光・退色についても問題がないといのは大きなポイントでした。
現在、DreamLabo 5000をどのように活用しており、今後どのように活用される予定ですか。
森下• 現在はブライダルアルバムが中心ですが、いまはそれをさまざまな小ロットアルバムなどにも広げているところです。一番力を入れているのはダブルレイフラット(観音折)タイプのフォトブックで、A4横なら両観音折を広げると1,178㎜というパノラマ感が特徴です。鉄道写真や風景写真をはじめ、レイアウト次第でおもしろいものができるのではないかと思っています。より手軽にできる、無線綴じの小冊子タイプも検討しておりまして、DreamLaboの品質を生かせるものを、ある程度安価に提供できないかと検討を進めています。
泉谷• 高い印刷技術と堅牢な製本技術、機械化による効率化によって、他社には真似できない、価値を感じていただけるアルバムを作りたいですね。私たちのユーザーは学校や生徒たちになりますが、そこに対して、DreamLaboが描く表現力、高級感という付加価値のあるアルバムを提供していきたいと考えています。
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キヤノンマーケティングジャパン株式会社 リテイルフォト企画部