CR-N400 | 特長
画質性能
4K 60P映像出力※
1/2.3型 CMOSセンサーとDIGIC DV7により、4K60P高画質を実現。
12G-SDIとHDMIからの4K60P(4:2:2 10bit)、IPからの4K60P(4:2:0 8bit)の映像出力が可能。
-
※
実際の出力フォーマットは3840×2160/59.94p.センサー有効画素数は約788万画素。

光学20倍ズームレンズ+フルHD40倍アドバンストズーム
オールマイティな用途に使える、広角29.3mm※からの光学20倍ズームレンズを搭載。
さらにフルHD時は4Kセンサーを活かし、フルHD以上の画素から作る最大約40xアドバンストズームが可能。デジタルズームと異なり、画質の低下がなく、高い解像度を維持したまま超望遠撮影が行えます。
ワイドの俯瞰映像から迫力あふれるズームアップ映像まで、一台で幅広いシーンをとらえます。
-
※
35mmフィルム換算。フレーム周波数 29.97/25.00/23.98Hz。

Canon Log 3/2つのHDR方式
HDR方式の出力に対応。HLG方式に加えPQ方式にも対応しており、様々な用途に合わせたHDR運用が可能。またXF605やCINEMA EOS SYSTEMなどで重用される、ポストプロダクション処理が可能なCanon Log 3も搭載しました。

高精度AF
ハイブリッドAF
ハイブリッドAFは、高精度なコントラストAFと高速な外部位相差AFを組み合わせたAF方式。カメラヘッド正面に設けられた外測センサーにより、被写体までの実際の距離を測定。現在のピント位置とのズレ(距離)を把握することができ、合焦位置付近まで素早くピント移動することができます。ピントが大きく外れた状態や、暗い場所の被写体などの撮影においては、コントラストAF単独よりも速やかで確実な合焦が可能です。

瞳AF/頭部検知AF
瞳AFと頭部検知AFに対応。
人物の認識機能が強化され、高精度な瞳検出と頭部検知によるAF撮影が可能です。頭部検知では、後ろ姿にも対応し、スポーツなど被写体の動作が激しい撮影でも、粘り強く被写体を追従します。

トラッキングAF
多彩なAFモードにより、被写体の動きに柔軟に対応するAF撮影が可能。
フォーカスをカメラにまかせてカメラワークに集中できます。

撮影アシスト機能
クロップ機能
撮影した映像全体の出力と同時に、その一部分をクロッピング(切り出し)した映像を作成することが可能。CR-N400からIPクロップにも対応。クロップは最大2か所までフルHD/HDの2種類で設定できます。また設定ページとRCCAでクロップ設定・切り替えができます。またクロップした映像はズームすることも可能です 。

縦クロップ機能
CR-N400/CR-N350では縦クロップを新規搭載。特にライブコマースなどを目的とした、スマホ視聴に適した縦クロップ配信ニーズに応えます。

LUT/ビューアシスト
Canon Log 3を適用した映像は、広いダイナミックレンジを確保し、撮影後の編集を前提としています。そのため、撮影時に表示される映像はそのままですと低コントラストでやや暗い映像になりますが、.cube形式の3D LUTや、ビューアシスト機能を使用する事で通常の映像と同等のコントラストを再現することができます。

パラメータのOSD表示/マーカー表示、ピーキング表示
SDI, HDMI接続したモニターにOSD情報を重畳表示が可能です。ハードコントローラ操作時に有効な、SDIまたはHDMI接続されたモニター上へOSD情報の重畳表示のON/OFF設定が可能です。
また、フォーカス調整や画角調整をアシストする表示機能として、マーカー表示やピーキングも表示できます。

インターフェース
多様なコネクティビティを実現する豊富な背面端子

PoE++対応
ケーブル1本で給電/制御/配信が可能な「PoE++」に対応。
LANケーブル経由で電源供給が可能のため、電源工事や電源ケーブルの配線が不要。施工時の省線化、施工コストを低減します。

豊富な対応アプリケーション
自動追尾アプリケーション
人物の動きに合わせてカメラが自動で被写体を追尾するアプリケーションに対応。
自動追尾アプリケーションの基本機能をカメラに標準搭載。さらに有償ライセンス購入により自動追尾の全ての機能を有効化。構図や追尾感度、複数対象追尾などより高い映像のクオリティを求めることが可能です。

カメラカラーマッチングアプリケーション
基準カメラと対象カメラで撮影したカラーチャート静止画を利用して、色味を合わせるPCアプリ。CR-N400が対象カメラとなり基準カメラに合わせる3D LUTを作成することで、色合わせを簡単に実現します。

Canon Multi-Camera Control(モバイル端末向け)
最大4台のCINEMA EOS/業務用カメラ/IPリモートカメラのカメラ状態と映像をモバイル端末(iPhoneとiPad)からモニタリング可能。
スクロール操作で簡単に、カメラの状態確認や各種撮影設定に素早くアクセスできる簡易な操作性で多彩なカメラコントロールを実現します。
対応プロトコル
複数の映像送出プロトコル、制御プロトコルに対応しており、汎用性の高い構成が可能です。
対応プロトコル:XC(キヤノン独自)、RTMP/RTMPS、RTP/RTPS、NDI|HX、SRT、標準通信(IP)、FreeD
