CR-N300 | 特長
高精細/高品質
4K対応1/2.3型CMOSセンサー
高精細な4K映像に対応した、1/2.3型CMOSセンサーを採用。
高度な映像処理を行うプラットフォームDIGIC DV6を搭載し4K UHD30Pに対応しています。
広角&高倍率ズーム
オールマイティな用途に使える、35 mm フィルム換算 29.3 mm*からの光学20倍ズームレンズを搭載。
進化したフルHD画質
4K UHD映像だけでなく、Over Sampling HD Processingにより、フルHDもさらなる高画質を実現。
印象的な映像表現に応えるシーンモード
撮りたい被写体に適した撮影モードの選択が可能なシーンモードを搭載しています。
シーンモードは、人物の背景をぼかして撮影できるポートレート、動きのある被写体を捉えて撮影できるスポーツモード、暗い場所でも明るく撮影できるローライト、スポットライトが当てられた被写体を美しく撮影できるスポットライト、の4種類があります。
被写体に応じたシーンモードを選ぶことで、細かな設定をすることなく撮影ができ、印象的な映像表現が可能です。
豊富なインターフェース
さまざまな映像出力フォーマット
映像出力インターフェースとして、IP、SDI、HDMIの3系統※のインタフェースを搭載。
IP出力とHDMI出力では、4K解像度で高精細な映像が求められる用途に適しています。
またSDI出力では、IP出力やHDMI出力と同様に、FHD/59.94Pの映像出力が可能で、高画質・高フレームレートな映像が求められる用途に適しています。
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それぞれ最大の映像の出力フォーマットが異なります。
USB接続によるWebカメラ利用
IP、SDI、HDMIに加え、USBによる出力が可能です。
USBカメラとPCの接続規格であるUVC(映像 : USB Video Class Ver. 1.1)の仕様を搭載し、対応するUSBデバイスと接続することで映像の出力ができます。
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PCとの接続においては、ドライバー設定が不要です。
また、Web会議のアプリケーションがインストールされているPCと接続すれば、Webカメラとして使用することもできます。フルHD映像の高品質な映像によるWeb会議の開催が可能です。
スムーズな操作性
スムーズな操作性を実現
CR-N300は、高速から低速まで多段階の速度変化が可能な高精度なPT(パン/チルト)駆動機構とズームを連動させた「スムーズPTZ」を搭載。
加えて全方向に対応するコントロールレバーが搭載された、リモートカメラコントローラー 「RC-IP100」、ネットワーク経由でありながら、操作応答性が高いリモートカメラコントロールアプリとの連携も可能。
これら要素の連携により、リモートコントロールにおいてもスムーズな操作性を実現し、映像制作や放送現場にて、演出意図や撮影状況に応じた高度なカメラワークに対応。
4軸方向のブレ補正
4軸方向の光学式ブレ補正を搭載しました。縦回転補正と水平回転補正(2軸)、そして上下左右補正(2軸) が可能です。
トレース機能によるカメラ操作
カメラを操作した動作をトレースする機能を搭載しています。番組収録において、リハーサル時にオペレーターがリモートカメラコントローラー「RC-IP100」でPTZ を操作、撮影される出演者の動き(動線)をトレースして、カメラにそのトレース情報を登録します。
続く本番では、カメラに登録されたトレース情報を呼び出すことで、手動でPTZ操作を行わなくても、ボタン操作一つでカメラがPTZを再現し、特定した出演者の動きをトレースします。
運用サポート
複数プロトコルに対応したIPシステム
複数のプロトコルに対応しているため、汎用性の高いネットワーク構成が可能です。
また、純正のコントローラー以外にもサードパーティ製の機器と組み合わせることも可能。
※すべての機器との接続を保証するものではありません。
IP接続により、映像制作や放送の現場においてカメラオペレーションの効率化/省力化に貢献します。
IPマルチストリーム
高解像度・高フレームレートの映像を、 IPを通じて複数のプロトコルに同時配信することができます。
同時配信はマルチストリームと呼ばれ、メイン、サブ1、サブ2、の合計3本の映像ストリームを同時に配信することができます。
バーチャルスタジオソフトとの親和性が高い「FreeDプロトコル」に対応
(ファームウエアVer1.2.0以降)
VR/AR映像の制作時に用いるバーチャルスタジオソフトにおいて広く採用されている「FreeDプロトコル」に対応します。
これによりバーチャルプロダクション用途においても手軽に活用できるようになり、
撮影カメラのパン、チルトを含む撮影情報をもとに高品質なVR/AR映像制作を可能にします。
高品質・低遅延・安全な映像伝送が可能な「SRTプロトコル」に対応(ファームウエアVer1.2.0以降)
「SRTプロトコル」は、リモートプロダクション市場から高い評価を得ている映像伝送プロトコルです。
「Secure Reliable Transport」の略で、
「Secure:映像データを暗号化する高いセキュリティー性」
「Reliable:パケットロスの再送・リカバリーの仕組みによる信頼性と安定性を確保した確実な映像伝送」
「Transport:ネットワーク状態のモニタリングと柔軟で適応性の高いバッファ管理システムにより、
ビットレートが不安定な環境でも低遅延で高品質な映像を安定的に配信」の3点を主な特長とし、
リモートプロダクションにおいて広く採用されています。
カメラの状態を示すタリーランプ
カメラの状態を示す、タリ―ランプ(LEDランプ) が搭載されています。タリ―ランプはレンズ部の前面にあり、「カメラが撮影している、または撮影が可能な状態」であるときに点灯します。
無線によるリモートコントロール
純正のアクセサリーとして、赤外線リモコンが付属しています。LANケーブルによるIP接続のほかに、Wi-Fi接続も可能です。タブレット端末からカメラの設定ページを操作できます。
赤外線リモコンやWi-Fiによる設定・操作が可能になることで、無線によるリモートコントロールを実現します。
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画像はイメージです。メニューや機能は変更される場合があります。
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CR-N300、RC-IP100は、クラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合は使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。
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NDIは、NewTek, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。