連続する数値や日付を一気に入力したい
Excelで連続する数値や日付を一気に入力する方法をご紹介しています。
問題
あなたはExcelシートに3年分のデータを入力しようとしています。
A列に日付を入力する場合、1行目に最初の日付を入力して選択し、フィルハンドルをドラッグする方法がありますが、3年分をドラッグで入力するのは大変ですよね。
もっと簡単な方法はないでしょうか?
さぁ、チャレンジ!
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サンプルファイルはありません
(Windows 10、Excel 2016環境で説明します)
解答
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A1セルに開始の日付(今回は「2019/1/1」)を入力します。
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A1セルを選択し、「ホーム」タブの「フィル」をクリックします。メニューが表示されますので、「連続データの作成」を選択します。
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「連続データ」ダイアログが開きます。範囲は「列」を選択します。種類は「日付」、「増加単位」は「日」とします。
「増分値」には、一行ごとにどれだけ増やしたいかの値を入力します。今回は「1」とします。
最後に「停止値」の欄に「2021/12/31」と入力し、「OK」ボタンを押します。
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A列に3年分の日付が入力されました。
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日付以外にも、通し番号など1ずつ増える数値を入力する場合は、最初のセルに数字を入力し、「連続データ」ダイアログで下の図のように設定します。停止値には最後の番号を入力しましょう。
この場合は、A列に1から3000までの通し番号を一気にふることができます。(ROW関数を使う方法はこちら)
また、10ずつ増える数値を入力したい場合などは、「増分値」の数字を適宜変更してください。最後に、大量のデータを上から下まで範囲選択したいときの豆知識です。最初の行を選択した状態で、「Shift」「Ctrl」「↓PgDn」キーを同時に押します。
値が入力された一番最後の行までが一瞬で選択できます。
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