通し番号をいちいち手で直すのが面倒です
Excelで通し番号を簡単に直すにはどうすればよいでしょうか。
問題
通し番号をふったデータに行の追加や削除をしたり、順番を並び替えたりすると、連番が崩れてしまいます。いちいちふり直すのはとても面倒。
常に通し番号が正しくふられる方法はないでしょうか?
さぁチャレンジ!
(Windows 10、Excel 2016環境で説明します)
解答
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サンプルファイルのA列「通し番号」の欄を入力しましょう。今回は、「ROW関数」を使って行番号を取得する方法をご紹介します。
A3セルを選択し、「=ROW()」と入力します。 -
Enterキーを押すと、「3」と表示されました。これは、行番号の「3」を表しています。
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このファイルでは1・2行目に見出しが入っているため、3行目から「1,2,3・・・」と番号をふっていきたいと思います。
先ほどのA3セルをダブルクリックして編集できるようにし、「=ROW()-2」と式を修正します。-
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「=10000+ROW()-2」と入力すれば、「10001」から始まる通し番号を入力することができます。
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※
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Enterキーを押します。3行目から2を引いた「1」がA3セルに入力されました。
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オートフィルを使って表の一番下まで数式をコピーします。20番まで連番がふられました。
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通し番号「3」の行を削除してみましょう。「4」以降の通し番号が自動で詰められました。
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新しい行を3行挿入してみましょう。新しい行より下の通し番号は自動でふり直されます。挿入した3行分の通し番号はオートフィルで数式をコピーしてください。
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お客さまコードでデータの並べ替えをしたところです。通し番号は常に上から順番にふられます。
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