自動追尾アプリケーション


基本情報
自動追尾アプリケーション
- 対象カメラ:
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CR-N700
- CR-N500
- CR-N300
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CR-N100
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カメラは最新のファームウエアへ更新してください。
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CR-N700
- 動作環境:
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Window10/11 64bit/Android/mac OS/iOS
Edge/Chrome/Safari
本体内蔵(Lite)版と有償ライセンス版について
自動追尾機能の基本機能を本体内蔵(2024年7月以降順次公開)
2024年7月以降に順次公開するファームウエアアップデートにより、自動追尾アプリケーションの基本機能をカメラに内蔵。
ライセンスの購入やアクティベーションを必要とせず、カメラを購入してすぐに自動追尾機能を使用できるようになりました。
被写体のサイズや追尾感度など、より詳細に設定したいユーザーは有償ライセンスを購入することにより、より高機能な自動追尾を提供します。

本体内蔵(Lite) | 有償ライセンス | |
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追尾対象 | 自動選択 | 自動選択/手動選択 |
追尾感度 | 固定 | 10段階で設定可能 |
被写体サイズ | 2段階 | 5段階 |
被写体位置 | 中央固定 | 自由に設定 |
優先表示領域 | - | 対応 |
画角固定領域 | - | 対応 |
追尾対象自動選択 | ON | ON/OFF |
追尾設定値の保存 | - | 5つまで保存・呼び出し可能 |
構図アシスト(2025年8月以降) | - | 複数対象、顔向き、着席起立 |
※ご使用中の機種をお選びください。
有償ライセンスについても30日間の無償トライアルが可能です。
トライアル期間以降も、有償ライセンス版の機能をご利用頂く場合は、ライセンスのご購入が別途必要となります。
ライセンスご購入ご希望の方は、販売店または以下リンクまでお問い合わせ下さい。
特長
プレゼン・講義において 常時カメラ操作をすることなく、撮影・配信が可能となり、省人化に繋がります。
リモートカメラ本体に自動追尾アプリケーションとライセンスファイルをインストール。
設定・調整は、WEB UIにて実施。
高い追従性
カメラ内で自動追尾を行うため、ハードウエアの反応性能が高く、高い追従性を実現
通常の歩き速度で、バストアップの画角撮影でも追従可能です。

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設定条件
- 追従感度設定:10
- パン・チルト停止領域設定がDefault設定
- 被写体の表示位置が画面中央
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追尾を100%保証するものではありません
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歩行速度はあくまでも目安です
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写真や図はイメージです
複数対象の自動追尾も可能な、構図アシスト機能(2025年8月FUP以降)
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複数対象
指定した「メインの被写体」以外の人物(「サブの被写体」)が画角内に存在する場合、メインとサブが自然な構図で撮影される「複数人構図」で複数人を自動追尾します。複数の被写体の間隔を一定に保ちながら追尾をすることができるので、自然な構図が実現できます。
また、メインの被写体とサブの被写体がある程度(調整可)離れると、メインの被写体のみ撮影する「単体構図」でメイン被写体を自動追尾します。
トークショーや対談等の撮影で有効です。
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顔向き
被写体の顔の向きが所定時間継続したときに、顔の向いている方向に空間を開けるよう構図を補正します。
構図補正の際に開ける空間の大きさ、補正を開始するまでの所定時間の長さ、顔向きが横→正面と変わった際に構図を保持するか中心
に戻すかについては設定で変更できます。
講義等で、資料を使った説明時に有効です。

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着席起立
着席/起立動作を検出して、着席時にはズームし、起立時には全体が映るように表示サイズを補正します。
着席時にどれくらいズームするかは設定で変更することが可能です。
追尾対象の乗り移り抑制機能を搭載(2024年7月FUP以降)
ファームウエアアップデートにより追尾対象が別の人物と交錯(横切り/すれ違い)を行った際の、追尾対象の乗り移りを大幅に抑制。
トーク番組やライブ配信などで、対象となる追尾対象を安定して追尾映像を撮影できます。

高品位な追尾映像
低速でも高精度かつ安定した駆動が可能なパン・チルト機構との組み合わせにより、
滑らかで高品位な追尾映像を実現。
一般的な講義シーンで想定される被写体を、
緩やかな画角制御を実現により、スムーズに追尾することが可能です。
映像制作用途で求められる低速でも、ゆっくりとした画角制御を実現し、
滑らかな自動追尾を実現します。
豊富な調整機能
1. 構図
- 追尾対象サイズ
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追尾対象が映る大きさを5段階の数値で指定が可能。
- 追尾対象表示位置
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画面内の追尾対象を表示する位置を指定し、指定した位置でパン・チルト追従します。
- オートズーム
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追尾対象の顔サイズと指定したサイズが一定となるように自動でズーム制御します。
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写真や図はイメージです。
2. 追尾感度
被写体の動作に合わせて追尾感度の設定が可能
追尾対象への追従感度を10段階に設定可能。感度設定値が大きくなるにつれPTZ動作が俊敏になり、被写体の動き出しに即座に反応します。

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写真や図はイメージです。
3. 優先表示領域
自動追尾より優先される範囲設定。見せたい情報の画角を保持
追尾対象が移動して画面外に出てしまうとしても、設定した優先表示領域を画面内に収めることを優先し、
優先表示領域が映る範囲内で人物追尾します。
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画角固定領域と同時に設定はできません。
4. 画角固定領域
画角を固定して説明領域をじっくり見せる機能
追尾対象の被写体が設定した領域内に入っている間は追尾を解除し設定した画角に固定します。
スクリーンや黒板等を説明時に、追尾対象の動きに合わせて画角を動かさずに説明領域をじっくりと見せることができます。
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※
優先表示領域と同時に設定はできません。
5. 追尾対象自動選択
画角に入った被写体を自動で検知し、追尾を実施
- 追尾対象の自動検出領域の設定が可能
- 追尾開始時間の設定も可能

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写真や図はイメージです。
6. パン・チルト停止領域
追尾による微小なパン・チルト移動を低減し、映像が見づらくならないように抑制
- 追尾停止領域の幅を設定することで、パン・チルト制御位置の設定が可能

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写真や図はイメージです。
7. 初期位置
追尾対象がロストすると設定した位置に移動
- 初期設定位置の画角設定が可能
- ロスト後、初期位置に戻るまでの時間の設定が可能
8. 自動選択除外領域
自動選択除外領域を設定して誤追尾を防止
- 画角内の人物ポスターや受講者などの人物を自動選択除外領域に設定し追尾非対象とすることが可能。
- 追尾対象の被写体に集中させることができ、誤動作を抑制します。

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写真や図はイメージです。
9. パン・チルト動作制限
被写体の移動に合わせたPT制御が可能
- チルト動作固定
- 追尾対象が上下に動いた際に上下の追尾をしないように設定が可能。
- 撮影範囲指定
- 追尾するパン・チルト動作範囲(上下左右端)を設定することが可能。