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CINEMA EOS SYSTEM

CANON LOG

写真:Canon Logグレーディング後

Canon Logグレーディング後 EF50mm F1.2L USM ISO850 F5 1/60 ND:6stops

主人公を取り囲む背景は、時に台詞以上に物語を語ることがある。映画に登場する数々の名シーンは、時にドラマチックな背景とともに描かれ、その印象的なショットが見る者の記憶に留まる。しかし、撮影中、どんなに美しい瞬間に遭遇しても、その美しさを捉えることができなければ、感動的なシーンを生み出すことはできない。12ストップのダイナミックレンジを持つCanon Logで撮影すれば、新たな感動シーンを生み出す可能性が広がる。

Rec.709とLogの違い

Rec.709

図:Rec.709とLogの違い

HDTVの標準ビデオガンマであるRec.709で再現できるのはおよそ8ストップ。画像のようなコントラスト比の高いシーンでは、背景はすべて白とびし、印象的なシーンとは程遠い仕上がりとなってしまいます。

Canon Log

図:Rec.709とLogの違い

12ストップの再現域を持つCanon Logでは、暗部からハイライトまで潰れや飛びがなくしっかりとしたディテールが残されています。背景には夕陽に染まる美しい山々が浮かび上がり、わずかなグレーディングを施すだけで、印象的なシーンに生まれ変わります。

Rec.709の画像は、Canon Logのデータから変換LUTを使用して作成したものです。
掲載している映像はEOS C300で撮影した映像をWEBアップロード用に変換しています。

特性 - グラデーション

図:特性 - グラデーション ・必要十分なダイナミックレンジ 800%を確保 ・疑似輪郭のない自然なグラデ―ション 数式にに基づく素直なLogカーブを実行 ・暗部の階調性と粒状感の両立 立ち上がり勾配の最適化 ・撮影時の黒つぶれ改善(適正なセットアップ量)

真野圭一(キャスト)

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