導入事例(学校法人 武蔵野大学)
業務効率アップ、セキュリティ向上、導入・管理コストの低減を同時に実現
概要
事例のポイント
お客さまが実現できたこと
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導入・運用時にかかる管理者側の業務負担を減らすことができた。
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ユーザーの業務に悪影響を及ぼさずに、セキュリティを高めることができた。
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クラウドオプションの費用を含めても、以前よりコストを抑えることができた。
お客さまのご要望
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管理業務に負担の少ないウイルス対策ソフトを導入したい。
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ユーザーの日常業務に負荷がかからないウイルス対策ソフトを導入したい。
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ウイルス対策ソフトに関するコストを抑えたい。
導入前の課題と背景
堅牢で低コストの運用・管理がしやすい製品を採用したかった
セキュリティソフトの乗り換えを検討された理由を教えてください。
「従来のウイルス対策ソフトはスキャンの際のPCへの負荷が高く、週1回のスケジュールスキャン時には重くて作業ができなくなるというクレームが多くありました。中には、スケジュールの設定を無効にするケースもあったため、業務へ影響を及ぼすことなくセキュリティを高めることが求められていました。また、キャンパスが増えたことで、PC教室などで使用する学生向けのPCや教職員用のPCの台数が約2倍に増え、ライセンス費用が高額になっていました。このことから、ライセンスの有効期間切れを機に乗り換えを検討することにしました」
クラウドオプションを検討されたのは、どのような理由からですか。
「3つのキャンパス、産後ケアセンター、三鷹サテライト教室といった複数の拠点でPCが使用されるため、オンプレミスでサーバーを構築すると、学内の設備点検による停電などでサーバーを停止した場合、停電していない他の拠点に影響を与えてしまいます。データセンターにサーバーを設置すればその問題は解決できますが、サーバーの購入費用やデータセンターの利用料金が発生します。また、サーバーを建てた場合、OSのアップデートを随時行う必要がありますが、ソフトベンダーからはOSのアップデートをした場合には動作保証はできないと言われることが多く、セキュリティと運用の板挟みにあうことになります。そのため、低コストで、運用・管理がしやすく、高い堅牢性を維持できる方法を採りたいと考えていました」
導入の必然性
クラウドオプションは管理・運用が容易だった
どのような条件でウイルス対策ソフトを選定されましたか。
「操作が簡単であることと導入のしやすさの2点を条件としました。まず、PCに詳しくないユーザーでも簡単に扱えることは重要でした。ウイルスを検出して警告が表示されたときにユーザーから電話で問い合わせがあることがあるため、電話でも容易に操作手順を説明することができる製品にしたいと考えていました。また、ユーザー数が多く、PCリテラシーに差があるため、簡単な手順で導入できることも必須でした。ESETはこれらの条件を満たしていたため、ESETを採用することにしました」
クラウドオプションのどのような点を評価いただいたのでしょうか。
「運用・管理の手間が減らせることが魅力でした。クラウドオプションの管理コンソールには、自動グルーピング機能があり、グループに登録されているPCには自動でライセンスを割り振ることができます。グループ登録されていない持ち込みPCについては、管理コンソールが端末のMACアドレスを拾ってくれるので、MACアドレスを使ってライセンス管理をすることができます。また、ライセンスを利用しなくなった端末を一括して無効化できますし、無効化も2クリックで済むので、管理が容易です」
運用の工夫
クリックだけで製品の入れ替えをできるように
評価期間中には、どのような点について検討をされましたか。
導入にあたって、何か工夫をされましたか。
「教職員が利用するグループウェア上に、従来のウイルス対策ソフトのアンインストーラーとESETのエージェントとインストーラーを、マニュアルとともに公開し、それらをクリックするだけで製品が入れ替わるようにしました。導入時期が夏休み前だったこともあり、教員の中にはグループウェアを閲覧しない人もいることが予想できたため、インストールされていないPCをチェックし、その持ち主の教員には個別に連絡して、入れ替えてもらいました」
取り組みの成果
軽快な動作でセキュリティと業務効率アップを両立
ESETの導入効果を教えてください。
「ESETの動作は軽快なので、ユーザーの日常業務への支障はなくなりスキャンを確実に行えるようになったため、セキュリティレベルはアップしました。また、ESETはライセンスキーをユーザーに開示する必要がないため、PCを持ち込んでいた教職員が退職する場合でも本人とやりとりする必要がなく、管理の手間が減りま した。
加えて、本学の要件にあったライセンス体系を選ぶこができたため、クラウドオプションを含めても以前よりコストを抑えることができました。コストを抑えつつ堅牢性がアップでき、満足しています」
キヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)のサポートはいかがでしたか。
「従来のウイルス対策ソフトのライセンスが切れる前に、運用を開始する必要があったため、クラウドオプションの細かい設定についてはサポートを利用して対応しました。20 ~ 30回は質問しましたが、迅速に回答してもらえたので、短期間で完了することができました」
将来の展望
ライセンスを有効活用する仕組みを作りたい
今後の取り組みのご予定についてお聞かせください。
「ESETについては、ライセンスを有効活用できる仕組み作りをしていきたいと考えています。例えば、退職して使っていない持ち込みPCや破棄されたPCについて、ライセンスが有効になっていないかを適宜チェックできるようにするつもりです。セキュリティ全体では、多層防御を進めていく予定です」
キヤノンITS、ESETに対する今後の期待についてお聞かせください。
「最近は、攻撃手法も巧妙になってきており、情報収集や対策は継続していくつもりですが、より専門的な知識が必要になってきており、私たちだけでは対応しきれないのも事実です。キヤノンITSにはそういった情報や対策製品の提供をお願いしたいと思います。ESETも、軽快な動作を保ったまま、より広範囲な脅威に対応できるように進化していくことを期待しています。今後ともよろしくお願いいたします」
お客さまの声
「導入・管理が容易で、管理者としても助かるウイルス対策ソフト」
「本学では複数の拠点でPCが利用されるため、情報システム管理課としては運用・管理の負担が減り、なおかつウイルス対策ソフトをユーザーにきちんと利用してもらえるような製品を探していました。
ESETは軽快で操作性が高いのでユーザーにとって使いやすく、また、クラウドオプションを利用することで導入と管理を容易に行うことができ、管理者としても助かっています」
活用イメージ
クラウドオプションを利用することで、導入と運用にかかる手間を抑えることができた
利用拠点が複数ある武蔵野大学は、サーバー停止時の対応やコスト、堅牢性を考慮して、クラウドオプションを導入。運用・管理コストの低減と高い堅牢性の両立を実現した。
ウイルス・スパイウェア対策ソフト ESET Endpoint Protection Standard
クライアントPC、サーバー、スマートフォンやタブレットのセキュリティ対策を一元管理できるウイルス・スパイウェア対策製品。ヒューリスティック機能と遺伝子工学に基づく検出技術を業界に先駆け実装、多層防御機能で新種の脅威を防御。「検出率」と「軽快な動作」の両立が評価され、国際的な数々のアワードを獲得している。(開発元:ESET,spol.s r.o.)
お客さまプロファイル
法人名 | 学校法人 武蔵野大学 |
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Webサイト | |
住所 | 東京都江東区有明三丁目3番3号 |
創設 | 1924年 |
教員数 | 266名(2017年5月1日現在) |
学生数 | 8,551名(2017年5月1日現在) |