社内で構築した計測システムのマーキングを効率的にわかりやすく表示することを実現株式会社吉岡精工
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卓越した技術で、オーダーメイドにも対応可能な、ポーラスチャック、ダイシングソー用精密部品、金属加工部品をグローバル品質でお客様に提供する株式会社 吉岡精工さまに、今回キヤノンのケーブルIDプリンターをどのように活用されているのか、導入の背景や現状について伺いました。
業種:製造 | 従業員数:23名 | 成果:業務効率向上・ミス低減
01 導入背景社内の機械設備の稼働状況を把握する取り組みがきっかけ
機械設備を効率的に動かしているつもりでも、稼働していない機械の電源が入ったままだったり、複数の作業行程を効率的に動かせていなかったりと、作業現場においていくつか課題がありました。
そこで、社内で使用している20台ほどの機械の稼働状況を 一目でわかるように可視化する取り組みを2020年頃から開始しました。
まずは、それぞれの稼働状況の収集方法を考えるところからスタートしました。
電気系統は本業ではないので、試行錯誤しながら、ノウハウを蓄積していき、現在では、20台ほどの稼働状況を、可視化し、誰が見ても把握できるように、モニターで表示させています。
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02 選定理由チューブに効率よく印刷でき、消えないマーキングをしたかった
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システムを構築し始めの頃は、チューブに油性マジックを使って手書きでマーキングをしていました。ただ、製作現場としては、油分が少ない方とは言え、時間が経つにつれ、文字がかすれてきてしまい、何か方法はないかと調べた末、キヤノンのプリンターMK3000に辿り着きました。汎用チューブが使用できるのも決め手の1つでした。
必要な時にいつでも手軽に印刷できて役立っています。
正直もっと早く導入できれば良かったのですが、決して安くはないプリンターなので、これからも長く使っていきたいと思います。
03 導入後の成果効率的にチューブに印刷ができ、見た目もきれいで、今後の製品開発にも役立ちそうです
きれいに印字ができ、こすっても消えないので、正直驚きました。これまで手書きで記入していた作業が数分の1に短縮でき、役立っています。
また、何よりも仕上がりがきれいなので、社内で使用するシステムとは言え、誰にでもわかる表示ができ、業務の引継ぎもスムーズに行えそうです。
今回のシステム構築をきっかけに、稼働データの収集ノウハウが蓄積できたのと、見た目良くマーキングできる術を入手できたので、社内装置の整備をさらにすすめていきたいと思います。
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04 今後の展開主力製品の1つであるポーラスチャックのヒーター内蔵製品にも役立てたい
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ポーラスチャックにヒーターを内蔵するタイプの製品も取り扱っています。お客様のご要望により、ヒーターの温度や配線をカスタマイズするので、今後は、MK3000で印字したチューブで配線のマーキングを行い、お客様への納入品にも役立てていきたいと思います。
また、これまでは簡易的なラベルテープをケーブルに巻いて使用していましたが、時間が経つにつれ、はがれてきてしまうことがあり困っていました。
今回の取材を機にラップアラウンドテープを紹介してもらい、PVCチューブ以外のメディアについて、使用方法や調整方法などを聞くことができたので、今後は使用する箇所によってメディアを変更するなど、MK3000の活用の場を広げていきたいと思います。
左:常務取締役 加藤 誠司 氏
右:テクニカルマネージャー 熊谷 正彦 氏
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株式会社吉岡精工
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1961年東京都大田区にて吉岡製作所として創業。自動車エンジンバルブ用金型の製作や、半導体業界で使用されるダイシングソー部品の製作を行う。2002年に本社・工場を現在の横浜市鶴見区に移転。
現在では、ポーラスチャック*も主力製品の1つとなっている。それぞれ、多品種小ロットに対応できることが強みで、お客様のオーダーに合わせ、製図からミクロン単位の加工・製造、さらには、検査部門による厳しいチェックを行い納品する、徹底したお客様視点の対応フローを構築している。
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ポーラスチャックとは:ミクロン単位のポーラス(多孔質)構造により、極薄な対象物も変形させることなく吸着固定させることができるプロダクツ。半導体製造装置や、各種検査装置などに組み込まれる。
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事業内容:製造
従業員数:23名
本社:神奈川県横浜市鶴見区末広町1ー1-49
URL:https://www.yoshioka.co.jp/
TEL:045-500-1363
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本記事は取材時(2023年10月)のものです。
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