工業理化学用ゴム・プラスチック製品の豊富な品揃えで、お客様のものづくりと課題解決を支える
アラム株式会社
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業種:製造| 従業員数:55名| 成果:業務効率向上・ミス低減
今回、キヤノンのケーブルIDプリンターをどのように活用されているのか、導入の背景や現状について伺いました。
01 導入背景医療機器内部のパーツの組み立てを受注したのがきっかけ
東京営業所 課長 西門 洋一郎 氏
![東京営業所 課長 西門 洋一郎 氏](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Website/business/case/cableid-printer/aram/aram-nishikado.jpg?h=222&la=ja-JP&w=360&hash=1B2A3429D95378D14188B076C0AEFE5D)
医療機器を製造されているお客様より、機器内部のパーツの組み立てを委託されたのが始まりです。
機器内部は、多くの送液チューブで構成され、それぞれが90度に折れ曲がっていたり、湾曲したりと、複雑な構造なので、「設計図通りにできているか、チューブの行き先を表示する必要」がありました。
さらに、機器に使用するチューブは外径Φ2㎜と小径のため、わかりやすく表示を行うことも重要な要素でした。アラムの製品を使いながら、さらに正確に、効率的に組み立てることを考え、検証を開始したのが導入のきっかけです。
02 選定理由複数社のプリンターを検証した結果、一番使い易かった
![](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Website/business/case/cableid-printer/aram/aram-flag.jpg?h=222&la=ja-JP&w=360&hash=E2CCCA9A4EFB81C5ABB6F379235F0389)
最初キヤノンのケーブルIDプリンターを指定したのは、委託元のお客様でした。ラップアラウンドテープを使用して、印刷部を旗のように立たせることで、小径のチューブにも視認性の高いマーキングができます。業務を受託するにあたり、 「業務効率」「費用対効果」などの観点より、複数社のプリンターを検証しました。 結果、このような印刷ができるプリンターは少なく、使い易さや費用面でも優れていたキヤノンのプリンターを導入するに至りました。また、医療用機器に使用するため、メディアのケムシェルパが入手可能で、環境要因を確認できたのも導入の一因です。
実際にプリンターを使ってラップアラウンドテープを印字し、チューブへのマーキング作業を行なっている「コニシセイコー」様へお伺いし、その作業現場を見学させていただきました。
電子・精密・医療機器の検査から組み立てまで一貫した品質管理で、産業分野に貢献
~コニシセイコー株式会社~
1957年 精密分析天秤の製造販売を行う「有限会社小西精衡所」を京都に創業。通信機器、医用機器等の製造から、電子・精密・医療機器の検査、組み立てまで卓越した技術と高度な品質管理体制*で、社会からのニーズに幅広く対応しています。
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品質マネジネントシステム ISO9001/医療機器ー品質マネジメントシステム ISO13485 取得済
代表取締役社長 小西 義光 氏
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取締役 小西 由佳子 氏
![](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Website/business/case/cableid-printer/aram/konishi-y.png?h=440&la=ja-JP&w=720&hash=A3D71FD5F9E3E7A738A4C6A7669C371F)
コニシセイコー株式会社
久御山工場:京都府久世郡久御山野村村東161-1
URL:https://konishi-seiko.co.jp/
TEL:075-631-2795
プリンターはどのようにお使いですか?
製造2課 課長
北住 昌一 氏
![](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Website/business/case/cableid-printer/aram/konishi-kitazumi.png?h=222&la=ja-JP&w=360&hash=EE2960B33B0BACCD017A84B345DBD633)
多い時は、一度に3,000から4,000枚のラップアラウンドテープを印字します。出力したテープは、熟練の作業者が、オリジナルの作業板にチューブをセットし、ピンセットを使ってラップアラウンドテープをチューブの指定の位置に貼っていきます。図面の種類は100種類を超えるほど。
発注の内容によって、チューブの種類、長さ、マーキングの内容を変えて製作しています。月に数千個のチューブにマーキングをするので、常に業務効率化は欠かせません。
![](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Website/business/case/cableid-printer/aram/scene.png?h=440&la=ja-JP&w=720&hash=1A59024A3601FAE8E1956ED896D5829E)
![](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Website/business/case/cableid-printer/aram/aram-2person.png?h=440&la=ja-JP&w=720&hash=88125A8D1998C6C45650961AAE259F8C)
03 導入後の成果ラップアラウンドテープで作業効率化とミスを防ぐ
今回MK5000を使用してみて、操作性も向上し使いやすくなったと感じました。印字スピードが早くなったことで、生産性も向上すると感じました。 また、PCからの出力をする際に以前のモデルと同じデータがそのまま使えるため入替に関しても問題ありませんでした。 機能面でもカットの深さ、強さを細やかにコントロールできるようになったようなので、より剥がしやすいように調整できれば、作業効率アップにもつながりそうです。今後は順次新機種に切り替えて、作業効率の向上を目指していきたいと思います。
04 今後の展開ソリューション提案に役立っています
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さまざまなチューブ径、印刷長のマーキングに対応できるのはキヤノンのラップアラウンドテープだけでした。 チューブ径に関わらず、使用するメディアはラップアラウンドテープ一種類で済むので、在庫リスクを避けられるのもメリットです。
また、チューブやパーツを数多く取り扱う中で、プリンターを使ったマーキングについて、お客様にソリューション提案する際に役立っているため、今後も様々なチューブに提案していく予定です。
アラム株式会社
![](/-/media/Project/Canon/CanonJP/Website/business/case/cableid-printer/aram/aram-logo.png?h=222&la=ja-JP&w=360&hash=45C6F947B715761FEDEDE1BCBE5FBD5B)
事業内容:製造
従業員数:55名
本社:大阪府大阪市北区東天満2丁目4番12号
URL:http://www.aram.co.jp/
TEL:06-6351-8860
※本記事は取材時(2023年7月)のものです
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