DX成功のカギは計画から!IT利活用のアクションプラン
セミナー概要
企業の成長において、ITの利活用は欠かせません。しかし、中小企業には人材不足やITに関わる情報不足など、高いハードルがあると言われています。私たちはこのハードルを乗り越えるために、明確な目的を設定し、現状把握からスタートすることが大切だと考えています。
本セミナーでは、さまざまな業種や規模のお客さまを支援してきた私たちが、IT利活用のハードルを乗り越えるために何をするべきか、そのヒントをご説明します。
テキストダイジェスト
〈DX成功のカギ〉
経営ビジョンの達成のため、事業計画や中期経営計画などを作成し、その計画を実現するために日々活動されていると思います。計画を立てることで進む方向や道筋がわかり、実施すべきアクションが明確になっていきます。
〈計画を立てる4つのステップ〉
4つのステップとは、「目的と目標の確認」「現状把握」「課題の洗い出し」「課題の優先度設定」です。このステップで計画を立て実行に移します。
明確な目的・目標の設定がDXの成功に向けての第一歩となります。企業では経営ビジョンが該当します。
次に現状把握です。DXを進めるための現状把握をする上で大切なことは業務フローとIT資産の利用状況の把握です。現状を把握すると目的とのギャップ、つまり課題が見えてきます。
課題を洗い出し、解決しながら経営ビジョンに近づいていくことが進むべき道筋となります。
洗い出された課題に優先度を設定するのが最後のステップです。優先度を決める際に有用度と緊急度に分解する方法があります。有用度が高いか低いか、緊急度が高いか低いかを考え、2つの視点を掛け合わせた4つのボックスに分けていく方法です。
〈なぜDXが進まないのか〉
弊社では、お客さまからどこまで取り組んだらいいのかわからないという声をよく伺います。取り組まなければいけないが、やり方がわからず進められないという実情が見えてきます。
中小企業白書では費用負担の大きさがDXが進まない一番の理由となっています。そのため国ではIT導入補助金などで中小企業を支援しています。
また人材がいない時間がない推進方法がわからないなど、人材とノウハウの問題も大きな要因です。
〈DXを推進するために〉
DXにおいても、目的と目標を明確にし、計画を立てて実行するという手順で進めばゴールに近づいていきます。
そのプロセスをお客さまご自身で推進し、経営ビジョンを達成できるのが一番です。
計画の作成と実行に社内のリソースで不安がある場合には、外部の支援者を活用することもご検討ください。