imagePRESS V1000|特長オンデマンドプリンター
メディア対応力・生産性
高速出力で多種多様なジョブに柔軟に対応
新定着機構(POD-SURF※)では、定着ベルトの熱が用紙に奪われても、大径の加熱ローラーが瞬時に温めなおしベルト温度を一定に制御することで、100枚/分の高速出力を実現。
また定着ベルト内の固定パッドと弾性の加圧ローラーで形成するワイドニップにより、用紙との接触面積が広がることで、多くの熱を要する厚紙も効率よく熱量を伝導し、用紙ごとの定着温度切替によるダウンタイム軽減に寄与します。
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Print on Demand Surface Rapid Fusing
紙厚に応じて搬送パスを自動的に可変
紙厚に応じて転写内ローラーとバックアップシートの位置を最適な位置に可変する新転写技術を採用。厚紙は後端跳ねによる画像不良が起こらないよう搬送パスを平らに、薄紙は貼りつきを防ぐため搬送パスに角度をつけることで、52gの薄紙から400gの厚紙まで、どのような用紙でも高品位な印刷を実現します。
幅広い用途に応える長尺両面印刷
最大330.2mm×1,300mmの長尺自動両面に対応。四つ折りパンフレット、横型学参ドリルやPOP・掲示物など、時期や配布対象に合わせて様々な印刷物に応えます。
凹凸のある用紙でも高品位な出力が可能
弾性素材の中間転写ベルト(ITB)が、用紙の凹凸に沿うことで、多様な用紙への高品位な二次転写を実現。エンボス紙や再生紙にも、文字画像の中抜けを防止し、高いトナー転写性を発揮します。
安定品質
冷却ユニットで用紙の反りや貼り付きを抑制
本体内に冷却ユニットを標準装備し、定着で高温になった用紙を上下のベルトで紙を挟みながら接触吸熱することで約25%※の熱を低減。排紙時の用紙の貼りつきや反り返りを抑制し、高品位な出力を可能とすることで、断裁や製本などの後加工や梱包作業を効率化します。
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環境により異なります。
安定した色味を保持する「Multi-D.A.T※」
転写ベルト上に配置されたCMYの紙間パッチ濃度を測色し、理想濃度とのずれを補正します。各色5階調のパッチを採用することで、低濃度から高濃度域まで精度の高い補正を行い、安定した色味の再現を実現しています。
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Multi-Density Adjustment Technology
成果物の信頼性を高めるレジストレーション補正機構
3か所のレジ補正で定型サイズから長尺まで両面印刷時でも高いレジ精度を保ちます。
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1用紙の先端をレジストローラーに突き当てて斜行を補正するとともに、用紙の端をCIS(横レジ検知センサー)で検知し、左端レジを補正。(片面/両面印刷時)
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2反転部で用紙の端をCIS(横レジ検知センサー)で検知し、横レジを補正。(両面印刷時)
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3反転パス経路で先端をレジストローラーに突き当てて斜行を補正。(両面印刷時)
印刷物の色味とレジをリアルタイムで補正するセンシングユニット※
分光センサーとコンタクトイメージセンサーの両方を備えたセンシングユニットを使用することで、印刷物の濃度と表裏レジをリアルタイムで補正します。
[ 色味補正 ]
定着後の用紙の端に濃度パッチをうち、センサーで濃度変化を検知。印刷中も色味を自動で補正し、印刷開始から終了まで安定して高品質な印刷画像を維持することが可能です。
[ レジ補正 ]
用紙の四隅にレジ検査マークをうち、レジ位置を検知。印刷中もリアルタイムに表裏レジを自動で補正するため、調整の手間をかけずに連続出力時も安定して印刷することができます。
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オプションです。
用紙の張り付きを低減する除電ユニット※
用紙の静電気を除去し、排紙部での用紙の貼りつきや積載不良を軽減します。
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オプションです。
除電ローラー
合成紙など抵抗の高い用紙ではメディアの裏面に対して逆電荷を加え中和させ、表面の電荷をアースを通じて電気を流すことで除電します。
イオナイザー
上質紙やコート紙など抵抗の低い用紙には用紙の表面、裏面両方からイオナイザーにより+と-のイオンを発生し中和させ除電します。
省力化
オペレーターの拘束時間を削減し、業務を効率化
オペレーターの課題
- 1日複数回のキャリブレーションや用紙切替時に発生する設定作業により、印刷以外の拘束時間が多い
- 手動の調整、設定作業だと、オペレータースキルによりばらつきが発生する
例:1日の作業フロー
検品の自動化により、省力化と品質の安定性を両立
生産性を確保した印刷品質検査
プリンターの生産性を維持したまま、基準画像をもとに、汚れ・スジ・位置ずれ・角折れを検査します。ページ内で柔軟に領域を指定し、領域ごとに検査レベルを設定することが可能です。
バリアブルデータを可読と同時に照合検査
設定した領域内のバーコードの読み取りと文字OCRを行い、結果を保存することができます。照合用のCSVデータがあれば、読み取りと同時に照合検査も可能です。
[高画質]
2400dpiの高精細画質を高速出力
32本のマルチレーザーを照射する「R-VCSEL※テクノロジー」を採用。赤外よりも波長の短い赤色レーザーを使用することで、より小さいスポット径を実現し、高精細な出力をします。
また、斜行補正や直角補正のほか、台形補正を行うことで正確な描画が可能です。
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Red Vertical Cavity Surface Emitting Laser。ソニー株式会社との共同開発。
出力イメージに適した組み合わせが選べる
多彩なスクリーン
さまざまなスクリーンの中から出力物に合った2種類のスクリーンを選択できます。写真、グラフィック、テキストごとに組み合わせも変えられるため、出力イメージに応じて最適な設定が可能です。
マットコート紙にも対応した柔軟なグロスコントロール
用紙の質感にマッチした光沢を再現するグロスコントロール機能を搭載しています。普通紙や上質紙、コート紙などに適した自然な光沢を再現できるだけでなく、マットコート紙にも合うようにグロス感を抑えた出力ができます。
優れた色再現性を実現するCVトナー
CV(Consistently Vivid Color)トナーは、色材の分散状態を微細に保ちながら溶融特性を最適化することにより、オフセット印刷に迫る色再現や多様なメディアに応じた最適な光沢感を実現しました。
[ユーザビリティ]
さまざまな環境にフィットしやすいデザイン
ダウンタイムを低減するトナー・回収トナー容器の交換
購入をご検討のお客さまへ
- ショールームのご案内
- キヤノン最新のPOD機とワークフローソリューションをご提案します。お客さまのイメージに近いソリューションを描けるよう、ご要望に応じたデモンストレーションを行っています。