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2025年8月リモートカメラ機能向上ファームウエアのお知らせ

基本情報

  • 対象機種（アプリ）

    自動追尾アプリケーション RA-AT001

  • 対象機種（カメラ）

    CR-N700／CR-N500／CR-N300／CR-N100
    CR-X300
    RC-IP1000

  • 公開開始日

    2025年8月予定

ファームウエアアップデート項目

自動追尾関連アップデート

複数対象の自動追尾も可能な、構図アシスト機能を追加

対象機種：自動追尾アプリケーションRA-AT001（CR-N700、CR-N500、CR-N300、CR-N100）

自動追尾中の構図を自動でアシストする機能（構図アシスト）を追加します。
追加される構図アシストの設定項目は、「複数対象」「顔向き」「着席起立」です。

  • 複数対象

    指定した「メインの被写体」以外の人物（「サブの被写体」）が画角内に存在する場合、メインとサブが自然な構図で撮影される「複数人構図」で複数人を自動追尾します。複数の被写体の間隔を一定に保ちながら追尾をすることができるので、自然な構図が実現できます。
    また、メインの被写体とサブの被写体がある程度（調整可）離れると、メインの被写体のみ撮影する「単体構図」でメイン被写体を自動追尾します。
    トークショーや対談等の撮影で有効です。

  • 顔向き

    被写体の顔の向きが所定時間継続したときに、顔の向いている方向（目線の向き）に空間を開けるよう構図を補正します。
    構図補正の際に開ける空間の大きさ、補正を開始するまでの所定時間の長さ、顔向きが横→正面と変わった際に構図を保持するか中心
    に戻すかについては設定で変更できます。
    講義等で、資料を使った説明時に有効です。

  • 着席起立

    着席／起立動作を検出して、着席時にはズームし、起立時には全体が映るように表示サイズを補正します。
    着席時にどれくらいズームするかは設定で変更することが可能です。

アップデート項目一覧（カメラ）

No. ファームウエアアップデート内容 N100 N300 N500 N700 X300
1 ワイヤレスリモートアプリケーションのCanon Multi-Camera Controlに対応。 〇 〇 〇 〇 〇
2 RTMP配信切断時の自動再接続機能を追加。 ○ ○ ○ ○ ○
3 SRT配信切断時、およびカメラ起動時の自動再接続機能を追加。 ○ ○ ○ ○ ○
4 USBカメラ機能使用時、標準通信（IP）を使用したカメラの制御が可能になる。 ○ ○ - - -
5 デジタルズームの上限を設定できるようになる。 ○ ○ ○ ○ ○
6 SRT配信開始／停止ボタンをクリック動作メニューに追加。 ○ ○ ○ ○ ○
7 Status／Powerランプの消灯が可能になる。 ○ ○ ○ ○ ○
8 エリアズーム機能を追加。（クリック&ドラッグでUI画面上に枠をインタラクティブに表示→その枠に併せた画角にPTZを自動で実行） ○ ○ ○ ○ ○
9 マウスオーバー時、プリセットのサムネイル画像の拡大表示サイズが大きくなる。 〇 〇 〇 〇 〇
10 WB／カラー、画質詳細の各設定値について、元のデフォルト値に戻すボタンを追加。 ○ ○ ○ ○ ○
11 NDI 6に対応。 〇 〇 〇 〇 〇
12 フレーム周波数59.94Hzの時に、HDMI／SDI出力端子の映像を30fpsまたは24fps相当に設定可能になる。 - - - ○ -
13 ワンショットAF機能を追加。 - - - ○ -
14 プリセットごとにCustom Picture内の画質設定を保持できるモードを追加。 - - - ○ -
15 設定ページ上の映像受信のフレームレートをノーマル／ロー／オフに切り替えることが可能になる。 ○ ○ ○ ○ ○
16 映像を見ながら可動範囲設定が可能になる。 ○ ○ ○ ○ ○
17 バックアップ／リストア機能で、リストア対象として［プリセット・CPのみ］を選択できるようになる。 ○ ○ ○ ○ ○
18 プリセット登録時に移動速度を時間指定でも設定することが可能になる。 ○ ○ ○ ○ ○
19 ファームウエアの自動更新が可能になる。 ○ ○ ○ ○ ○
20 セキュリティを強化。 ○ ○ ○ ○ ○

アップデート項目一覧（コントローラー）

No. ファームウエアアップデート内容
1 リモートカメラの最新ファームウエアに対応。（25年8月IPリモートカメラFUP対応）
2 アドオンアプリケーションの最新バージョンに対応。（25年8月自動追尾アプリケーションFUP対応）
3 標準通信プロトコル（シリアル）に対応。
4 アドオンアプリケーションの起動／停止、および自動起動のオン／オフの制御が可能になる。
5 プリセット一覧画面にボタン数9個のレイアウトを追加。
6 タッチパネルのプリセット選択ボタン長押しで、プリセット登録が可能になる。
7 IP映像受信のオン／オフ機能を追加。
8 外部出力映像切り換えをUSERボタンに割り当てることが可能になる。
9 本体が「Preset／Group」モード時でもElgato Stream Deckのカメラ番号選択でカメラ番号選択が可能になる。
10 カメラグループ内の同じIPアドレスのカメラを、ポート番号で区別して制御可能になる。
11 XCプロトコル通信のユーザー認証を無効にする設定を追加。
12 連携カメラ操作のUIを追加。

アップデート項目一覧（アプリ）

No. ファームウエアアップデート内容
1 構図アシスト機能を追加。（有償ライセンスのみ）
2 被写体の移動速度に応じた制御アルゴリズムを改善し、追従性能を向上。（有償・無償共通）