このページの本文へ

リモートカメラシステム大型FUPのお知らせ

基本情報

  • 対象機種

    CR-N700 / CR-N500 / CR-N300 / CR-N100
    CR-X300
    RC-IP1000

  • 公開開始日

    2024年7月予定

  • ご使用中の機種をお選びください。
  • ファームウェアアップデート解説動画
リモートカメラ 2024年7月大型ファームウェアアップデート【キヤノン公式】

ファームウェアアップデート項目

自動追尾関連アップデート

自動追尾アプリの基本機能を本体内蔵

対象機種:CR-N700、CR-N500、CR-N300、CR-N100

自動追尾アプリケーションの基本機能をカメラに内蔵。
ライセンスの購入やアクティベーションを必要とせず、カメラを購入してすぐに自動追尾機能を使用できるようになりました。
被写体のサイズや追尾感度など、より詳細に設定したいユーザーは有償ライセンスを購入することにより、より高機能な自動追尾を提供します。

  • 本体内蔵(Lite)版と有償ライセンス版の機能の違い
本体内蔵(Lite) 有償ライセンス
追尾対象 自動選択 自動選択/手動選択
追尾感度 固定 10段階で設定可能
被写体サイズ 2段階 5段階
被写体位置 中央固定 自由に設定
優先表示領域 - 対応
画角固定領域 - 対応
追尾対象自動選択 ON ON/OFF
追尾設定値の保存 - 5つまで保存・呼び出し可能

追尾対象の乗り移り抑制機能を搭載

対象機種:CR-N700、CR-N500、CR-N300、CR-N100

追尾アルゴリズムを改良することで、追尾対象が別の人物と交錯(横切り/すれ違い)を行った際の、追尾対象の乗り移りを大幅に抑制。
トーク番組やライブ配信などで、対象となる追尾対象を安定して追尾映像を撮影できます。

RC-IP1000の自動追尾対応機能の拡充

自動追尾の実行/停止など基本的な制御に加え、LCDパネル上から、追尾対象の切替や、構図設定の変更などにも対応。
操作用PCを用意しなくてもカメラとコントローラーのみで、自動追尾機能のより詳細な制御・設定が出来るようになりました。
またシルエット表示に重畳する形で、クロップ枠を表示することも可能になり、自動追尾とクロップを併用することで、ズームを引いた状態で追尾対象のロストを防ぎながらクロップ機能にてズームアップした画角の配信が可能になります。

リモートカメラコントロールアプリ(RCCA)の自動追尾対応

自動追尾機能の操作・設定に対応。カメラを複数台使用するシーンで、より効率的に自動追尾の操作・設定を行うことが容易になります。
(自動ループについても操作・設定が可能です)

USBカメラの出力機能向上

対象機種:CR-N300、CR-N100

ファームウェアの更新によりCR-N300/100は、最大でフルHD 30pfpsの高品位でよりなめらかな映像出力が可能になりました。

USB出力される映像

解像度 フレームレート
MJPEG 1920×1080 59.94 Hz : 30.00 fps、15.00 fps、5.00 fps
50.00 Hz : 25.00 fps、12.50 fps、5.00 fps
1280×720 59.94 Hz : 30.00 fps、15.00 fps、5.00 fps
50.00 Hz : 25.00 fps、12.50 fps、5.00 fps
640×360 59.94 Hz : 30.00 fps、15.00 fps、5.00 fps
50.00 Hz : 25.00 fps、12.50 fps、5.00 fps
YUV 640×360 59.94 Hz : 30.00 fps、15.00 fps、5.00 fps
50.00 Hz : 25.00 fps、12.50 fps、5.00 fps

RC-IP1000の外部機器連携強化

外部モニター出力機能の拡充

SDI OUT/HDMI OUT端子から、カメラ1台分の映像出力だけでなく、LCDパネル上で対応している2×2、3×3のマルチ表示画面、およびプリセット/トレースのサムネイル表示を外部モニターに出力可能。
これにより、複数台のカメラ映像を外部モニターで確認しながらLCDパネル上では設定メニューを表示して操作、といった運用が可能になります。

Stream Deck連携

USB端子にStream Deck(USB接続コントロールパネル)を直接接続することで、制御ボタンを増やすことができます。
RC-IP1000からStream Deckのキーに「カメラ選択」「プリセット再生」などの機能を直接割り付けることが可能であり、PCレスでシステムを構築することが出来ます。

  • 対応機種:

    STREAM DECK XL
    STREAM DECK MK.2
    STREAM DECK MINI
    STREAM DECK PEDAL

    • XLのみ給電のために別途USB HUBが必要です。
    • Stream Deckの仕様に変更が入った場合、接続ができなくなる恐れがあります。