RC-IP1000 | 特長
操作ボタン
映像表示・カメラ操作が可能なタッチパネルを搭載
タッチパネル上で、IP映像を確認しながらのカメラ操作が可能
IPで入力されたカメラ映像をタッチパネル上に表示することができます。
一画面表示に加えて、マルチ表示にも対応し、IP入力映像の 2×2画面、3×3画面 の表示が可能です。最大9台までのカメラ映像を一画面に表示することができ、表示されているカメラ映像をタッチすることで操作カメラの切り替えを行うことができるので、複数カメラ映像を一画面で見ながら、次に操作するカメラへの切り替えをスムーズに行うことが可能です。
音楽ライブやスポーツイベントなど、複数台カメラを運用する撮影現場に適しています。
タッチパネル上でのカメラフォーカス制御に対応
タッチパネル上に顔(主顔/サブ)や瞳などの各種フォーカス枠を表示することが可能です。
表示された顔AF枠をタッチパネル操作や上下左右ボタン操作で選択し、フォーカス対象を指定することができます。
映像を見ながらのAF制御が可能なため、ライブやイベント配信などリアルタイムでフォーカスの調整が必要なシチュエーションでも適格に狙った人をフォーカスすることが可能です。
マルチカメラ運用に最適な機能
複数カメラの同時設定、プリセット起動が可能
接続された複数台のカメラに対し、同時に同じ動作や設定を適用することが可能です。さらに、各カメラに設定されたプリセット番号を組み合わせたマルチプリセット機能を搭載し、複数台のカメラをあらかじめ決めた画角に素早く動かすことができます。
カメラ初期設定の負荷軽減
複数台のカメラの初期設定を一括で実施することができ、セットアップ時間を大幅に短縮できます。
コントローラーからカメラ検索が可能なため、LANで接続するだけでカメラを自動で検索し登録することができます。
初期設定されていないカメラに対しては管理者名・パスワード設定やIPアドレス設定などが可能なため、カメラをPCに接続しなくとも登録までの作業が簡単にできます。
大規模システムに対応する最大200台カメラ接続
一台のコントローラーで最大200台までのキヤノンカメラを接続して操作可能。多台数カメラを管理するため最大10台までのカメラをまとめたカメラグループを最大20グループ設定することができます。
遠隔でのカメラ制御に対応
アドオン連携
メニュー操作で自動追尾アプリケーション RA-AT001/自動ループアプリケーション RA-AL001の設定、実行、停止を行うことができます。
映像配信中にパソコンを立ち上げることなくコントローラーでアドオンアプリを操作できるため、コントローラー操作に集中しながらでも効果的にアドオンアプリの映像を使用することができます。
CR-N700のクロップ映像を素早く設定
CR-N700のクロップ機能の制御に対応。
タッチパネル上にクロップ枠を表示し、全体画面とクロップ領域を一度に確認することができます。表示されるクロップ枠はクロップ1/クロップ2/全ての表示パターンに対応し、外部モニターに出力した画像上にもクロップ枠を表示することが可能です。
また、タッチ操作でクロップ枠の設置位置を操作や、パン/チルト操作部のENABLEボタンでモードを切り替えることで枠の設置位置/大きさをコントロールレバー/ズームロッカー操作し、素早くクロップ映像を作成することができます。
カメラのOSDメニューをタッチパネル上で表示、操作可能
カメラのOSDメニューをタッチパネル上に表示して、ボタンで操作が可能です。従来のカメラでの設定と同じ画面を見て設定操作できます。
クレーン運用など、カメラ設置位置に近づくのが難しいシチュエーションであっても、実際の映像を見ながら遠隔で設定を更新することができます。
映像入出力端子やスイッチャー連携用端子など、
拡張性に優れたインターフェース
IP入力/SDI入力の映像表示、出力が可能
豊富な映像インターフェイスを搭載。12G-SDIによる4K60Pの映像入出力に対応しているほか、IPスイッチを介して接続した複数カメラからのIPによる映像入力やHDMIによる映像出力に対応します。
SDI/IPに関わらず入力された映像をSDI/HDMIで接続された外部モニターなどに出力することができるので、複数人でのライブオペレーションなど、大画面での映像確認が必要なシチュエーションであっても、操作中のカメラ映像をコントローラーから直接出力することが可能です。
スイッチャー連動
SDI/GPIOによるスイッチャー連携に対応。コントローラーのカメラ選択とスイッチャーの映像切り替えの同期、カメラ選択ボタンのタリー同期が可能です。
PoE電源・XLR 4pin電源の2種類に対応
ケーブル1本で給電/制御/配信が可能なPoE+※・汎用性の高いDC 12V入力4ピンXLRコネクターを採用。
使用環境に合わせて最適な電源をお選びいただけます。
-
※
PoE+での給電時、タッチパネル・各LEDの輝度制限 または USB端子の使用制限 のどちらかがあります(設定で選択可能)。
XCプロトコル、NUプロトコルに対応
-
キヤノン独自の映像制作向け共通IP制御プロトコル「XCプロトコル」に対応
機器と機器を一対一で接続するこれまでのシリアルコントロールではなく、IP化することで一対多のマルチカメラコントロールを実現します。
ネットワーク接続されたキヤノン製品を共通の操作や設定により利用することが可能で、省人化に貢献します。 -
キヤノン独自の映像制作向け共通シリアル制御プロトコル「NUプロトコル」に対応
シリアル接続されたキヤノン製品を共通の操作や設定により利用することが可能です。
最大5台までのカメラを接続することができ、対象カメラを切り替えることでコントローラー1台で複数のカメラを操作できます。