DIGISUPER 80 | 特長放送・業務用映像機器
さらなる広角化と高倍率化を実現
広角端焦点距離が8.8mmと、従来機種「DIGISUPER 75 xs」の9.3mmに比べ約5%の広角化を実現しており、望遠端焦点距離では700mmから710mmへと長焦点化し、ズーム比も従来機種の75倍から80倍へと高倍率化。
ズーム全域で高解像度、高コントラストを実現する優れた光学性能
- 最新の大口径非球面レンズ技術や、蛍石・UD(Ultra Low Dispersion)ガラスをはじめとした光学材料技術、その最適配置を実現するキヤノン独自の光学設計技術により、色収差や球面収差、像面湾曲などの諸収差を良好に補正。
- 広角化で特に問題となる歪曲収差や倍率色収差を抑制し、全ズーム範囲で、画面中心部から周辺部に至るまでフラットで高い解像度を実現。
- フォーカシングの際に起こる収差変動を低減させることにより、被写体距離にかかわらず、安定し優れた光学性能を発揮。
シフト式光学防振機構を内蔵
- 従来機種で定評のある、揺れが極めて少ない滑らかな映像を提供するシフト式光学防振機構を内蔵。
- 制御回路の高速化などにより、従来機種に比べ高周波域における防振特性を向上。
- 風や振動によるレンズの揺れとパン・チルト操作による揺れの識別をより高速で行うことにより、パン・チルト操作時でも違和感がなく、撮影者の意図通りのフレーミングが可能。
バーチャルシステムに対応した出力コネクターを標準装備
スポーツ中継や天気予報などで用いられる、実写映像とCG映像を合成するバーチャルシステムに必要な、焦点距離や被写体位置などのレンズ位置情報を、高精度のセンサーで読み出すことのできるエンコーダーを搭載し、出力コネクターを標準装備。