フォーカスデマンド FDJ-G01スタジオ・フィールドズームレンズ・ポータブルレンズ操作系アクセサリー
高機能なディスプレイ搭載モデルをラインアップ
フォーカスカーブ
フォーカスデマンドではフォーカスカーブ(ノブのポジションに対するフォーカスの位置関係)を用意されたパターンの中から選択することができます。
FDJ-G01には計19種類のフォーカスカーブをそれぞれ搭載し、FarモードとNearモードで9種類のカーブに切り替えることで撮影場面に応じた最適なフォーカスカーブを選択できます。
搭載フォーカスカーブ
フォーカスデマンドのフォーカス特性カーブ選択スイッチにより、ノブのポジションに対するフォーカスの位置関係を直線と2種類の曲線の3モードから選択できます。
- Far モード
- ノブの操作において、無限側に回すほどフォーカス位置の変化量が少なくなるカーブ特性です。無限側の微調整が容易になります。
- Standard モード
- ノブの操作において、フォーカス位置の変化量が直線的に移動する標準的な特性です。
- Near モード
- Far モードとは反対に、ノブの操作において、至近側に回すほどフォーカス位置の変化量が少なくなるカーブ特性です。至近側の微調整が容易になります。
FDJ-G01では、FarモードとNearモードで1~9の9種類のカーブ※1を共通で選択可能です。数が大きいほど直線に近いカーブになっており、撮影場面に応じた細かなカーブの変更が可能です。
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※1
FarとNearは各々独立して選択できません。同じ番号のカーブになります。
ディスプレイ機能|フォーカスデマンド
FDJ-G01には従来機種から使用していた機能に加え、5つの新フォーカス機能を搭載。
4K/8K撮影で求められるシビアなフォーカス操作を強力にサポートします。
(1)フォーカスレンジリミット
フォーカス範囲(被写体距離)に制限をかけることで、必要な範囲内でのフォーカス合わせを可能にします。舞台などフォーカス範囲がある程度決まったシチュエーションで有効です。
(2)ファインフォーカスモード 1
フォーカス範囲に制限をかけ、動作範囲をノブ全域に広げることでフォーカス合わせの精度を上げます。決まったフォーカス範囲で、より細かいフォーカス合わせを行いたいシチュエーションで有効です。
(3)コントロールレンジリミット
デマンドの動作範囲に不感帯を設定し、フォーカス調整範囲はそのままに、小さい回転角で大きくフォーカス移動が可能です。テニスのラリーなど交互にピントを合わせるのに最適です。
(4)ファインフォーカスモード 2
ファインフォーカスモード 1とは違い、フォーカス調整範囲(被写体距離)を設定せずに、現在のフォーカス位置でフォーカス合わせの精度を上げる機能です。※
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これにより、実際のフォーカス調整範囲は制限を受けます。
(5)フォーカスプリセット
希望のフォーカス位置を記憶させることで、ボタンひとつで記憶したフォーカス位置へ移動します。普段使い慣れた操作感にあわせて、ワンショットとコンティニュアスの2種類のモードから選択可能です。